2015年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 |
メカニクス基礎
専門科目の基礎(基礎教育専門)
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 岡野 道治 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | F11D F12C |
クラス | A 、 B |
概要
学修到達目標 | 学習目標は以下のようです. 1.力の解析的取り扱いを理解すること 2.物体にはたらく力を正しく図に表すことができること 3.2次元のつり合い条件式を誘導できること. 4.2次元の重心・図心の計算ができること. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式.講義中に演習問題を解きながら進めます. 毎回演習を行い,理解度を確かめます. |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | メカニクス基礎(1章、2章) ・講義の目的,受講上の注意事項,成績の評価法などについて説明する. ・ポータルサイトでの補助教材の配布 ・毎回演習問題を実施 基本的な物理量と単位 ・力学で用いる基本的な物理量とその単位,SI単位系,単位記号について学ぶ 予習:補助教材の該当箇所を熟読すること |
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第2回 | 力の図的表現と力学の基本法則(3章) ・力の定義,力とそのベクトル表現,力学の基本法則について学ぶ 予習:補助教材の該当箇所を熟読すること |
第3回 | いろいろな力(4章) ・物体に働く力とその分類,力の見つけ方について学ぶ 予習:補助教材の該当箇所を熟読すること |
第4回 | 力の解析的表示(5章) ・力の数学的表現方法,力の大きさと角度の計算について学ぶ 予習:補助教材の該当箇所を熟読すること |
第5回 | 力の合成(6章) ・合力の計算方法について学ぶ 予習:補助教材の該当箇所を熟読すること |
第6回 | 質点のつり合い(7章) ・質点のつり合い条件,フリーボディダイアグラムについて学ぶ 予習:補助教材の該当箇所を熟読すること |
第7回 | 中間平常試験(1章~7章) |
第8回 | 力のモーメント(8章) ・モーメントの定義とその計算法について学ぶ 予習:補助教材の該当箇所を熟読すること |
第9回 | 偶力と等価力系(9章) ・偶力と等価力系の定義,力系の等価力系への変換について学ぶ 予習:補助教材の該当箇所を熟読すること |
第10回 | 剛体のつり合い(1)(10章) ・剛体のつり合い条件と支持方法について学ぶ 予習:補助教材の該当箇所を熟読すること |
第11回 | 剛体のつり合い(2)(10章) ・剛体のつり合い問題を解く手順について学ぶ 予習:補助教材の該当箇所を熟読すること |
第12回 | 重心(11章) ・重心の定義と1次元と2次元の重心の計算について学ぶ 予習:補助教材の該当箇所を熟読すること |
第13回 | 積分による重心の計算(12章) ・積分計算を用いた重心の計算について学ぶ 予習:補助教材の該当箇所を熟読すること |
第14回 | 平常試験(8章~12章) |
第15回 | 試験の振り返り ・試験問題の模範解答の解説 |
その他
教科書 |
最初の授業の際に学習参考教材(PDFファイル)をポータルサイトで配布します。この教材を使用します。
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参考書 |
必要に応じて授業中に指示します.
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成績評価の方法 及び基準 |
授業時間内の演習等による理解度50%,平常試験の成績50%として100点満点に換算し,60点以上を合格とします. |
質問への対応 | 授業終了後に対応します.メールによる質問も受け付けます. |
研究室又は 連絡先 |
初回の授業の際にお知らせします. |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
高校の物理を振り返りながら,2年次以降に設置されている専門科目の基礎を学ぶ科目です.積極的な受講を期待します, |