流れの力学Ⅱ (F14O)

学修到達目標	水や空気の流れについての力学を勉強する。機械工学科の基本的な科目の一つである。流れの力学Ｉ，ＩＩを通して、流れの基本的な性質を学びながら、保存則を学び、基礎方程式を誘導する。流れの力学ＩＩでは、流れの力学Ｉにつづけて、保存則、管内の流れ、物体周りの流れを学ぶ。
授業形態及び授業方法	通常の座学。できるだけ教科書に沿って授業を行う。教科書を購入のこと。関谷直樹がB組（3時限目）、小野清秋がA組（4時限目）を担当する。
履修条件	流れの力学I、流れの力学演習Ａ，Ｂも併せて履修してもらいたい。

第1回	ガイダンス　流れの力学Iの復習
第2回	運動量の法則Ｉ（質量保存則）
第3回	運動量の法則ＩＩ(運動量方程式①)
第4回	運動量の法則ＩＩＩ（運動量方程式②)
第5回	管内の流れＩ（流体の粘性、管摩擦損失）
第6回	管内の流れＩＩ（直円管内の層流）
第7回	管内の流れＩＩＩ（直円管内の乱流）
第8回	管内の流れIV（拡大・縮小管内の流れ）
第9回	管内の流れV（曲がる管内の流れ）
第10回	管内の流れVI（矩形管内の流れ）
第11回	物体まわりの流れＩ（抗力）
第12回	物体まわりの流れＩI（揚力）
第13回	物体まわりの流れＩＩＩ（円柱まわりの流れとカルマン渦）
第14回	物体まわりの流れIV（円柱まわりの流れのロックイン現象）
第15回	流れの力学IIの復習これまでの学習について質疑応答

教科書	日本機械学会『流体力学』ＪSＭＥテキストシリーズ日本機械学会
参考書
成績評価の方法及び基準	演習20点、定期試験　80点。100点満点で60点以上合格。演習を適宜授業中に実施する。定期試験を定期試験期間中に実施する。なお定期試験（追試験を含む。）ではノート、教科書等の参照は禁ずる。電卓の持ち込みは可とする。
質問への対応	教室、研究室で、随時受け付け。 E-mailでも受け付ける。
研究室又は連絡先	小野清秋：駿河台校舎3号館4階347室　03-3259-0745　kiyoaki@mech.cst.nihon-u.ac.jp 関谷直樹：駿河台校舎4号館1階419室　03-3259-0737　sekiya@mech.cst.nihon-u.ac.jp
オフィスアワー	水曜駿河台 12:10 ～ 16:30 担当・小野清秋　3号館347室金曜駿河台 10:00 ～ 16:30 担当・関谷直樹　4号館419室
学生へのメッセージ	授業に出席することと演習をしっかりやることを心掛けてほしい。

2015年 理工学部 シラバス - 機械工学科