2015年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
| 科目名 | 電気の基礎Ⅱ | ||
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| 設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 松本 彰 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F15Q |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 電気の基礎Ⅰに続く科目で,電気工学の応用にやや重点をおいている.この授業では以下の項目の理解を学習達成目標とする. ①RCL直列回路の過渡現象を微分方程式でモデル化できること. ②トランジスタ増幅回路を理解し,増幅度等の諸量を計算できること. ③OPアンプの入出力特性を理解し,簡単な増幅回路を設計できること. ④各種ゲート回路の機能を理解し,簡単な論理回路を設計できること. ⑤直流モータの原理を理解し,トルク,機械的動力などの諸量を計算できること. ⑥三相誘導モータの原理を理解し,トルク,機械的動力などの諸量を計算できること. |
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| 授業形態及び 授業方法 |
この授業用に作成したテキストに沿った講義を中心とした授業形式である.理解を深めるために数回の『演習とその解説』の時間を設けてある. |
| 履修条件 | 電気の基礎Ⅰおよび工業数学入門または微分方程式を履修していること. |
授業計画
| 第1回 | 電気的過渡現象 RLおよびRC直列回路の過渡現象 |
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| 第2回 | 電気的過渡現象 RCL直列回路の過渡現象 |
| 第3回 | 半導体の基礎 ダイオードの構造および動作原理 |
| 第4回 | 半導体の基礎 トランジスタの静特性 |
| 第5回 | 半導体の基礎 トランジスタの動特性 |
| 第6回 | 第1回から5回までの授業に関する演習と解説 |
| 第7回 | 演算増幅器の基礎 OPアンプの種類と機能 |
| 第8回 | 演算増幅器の基礎 OPアンプの応用 |
| 第9回 | デジタル論理回路の基礎 基本ゲート回路の組み合わせ |
| 第10回 | デジタル論理回路の基礎 フリップフロップとその応用回路 |
| 第11回 | 第7回から10回までの授業に関する演習と解説 |
| 第12回 | 電気機器の基礎 直流モータの原理と特性 |
| 第13回 | 電気機器の基礎 三相誘導モータの原理と特性 |
| 第14回 | 第12回,13回の授業に関する演習と解説 |
| 第15回 | 平常試験および解説 |
その他
| 教科書 |
電気の基礎Ⅰで使用したテキスト「電気の基礎Ver.3.1」の後半部を使用する.
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| 参考書 |
特に指定しない.各自のレベルで選択すること.
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| 成績評価の方法 及び基準 |
平常試験のみで評価する.100点満点に換算して60点以上を目標が達成されたものとして合格とする. |
| 質問への対応 | 授業終了後およびEメールで対応する |
| 研究室又は 連絡先 |
関谷研究室:駿河台校舎4号館1階419室(月曜日,木曜日) メールアドレス:matumoto@mech.cst.nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |
この科目は「機械工学実験Ⅱの電気系題目」とリンクした重要な基礎科目である.また,扱 う題材は機械エンジニアとして常識的なものであるが,広範囲におよぶため毎授業後の十分な自習が必要である. 講義に関する連絡は全てCSTポータルサイトで行う.見落としのないよう注意すること. |