2015年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 機械工学実験ⅡB | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 木村・小野・松本 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1.5 | 曜日時限 | 火曜1・2 火曜3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F21O F23P |
クラス | 1 、 2 |
概要
学修到達目標 | 工業力学,材料力学,流れの力学,熱力学,機械の材料,電気の基礎の基礎科目で学んだ学問が実際にどのような現象に対応するのかを把握する。実験テーマの内容,測定装置の原理,実験手順,実験装置全体の基本的な取り扱いを理解し実験が実施できる。また,測定値を整理しグラフや表にまとめ,測定結果から諸現象に関して物理的な考察を行い,実験報告書にまとめる。さらに,教員からの審査を受けることにより,報告書作成と内容報告の一連の流れを学び修める. |
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授業形態及び 授業方法 |
10~12名の小グループに分け,7テーマの実験を行う.実験の翌週にはレポートを提出し,教員と1対1または小グループごとの審査を行い,これらを通して内容の理解を深め技術者としての創造性を養う. |
履修条件 | 工業力学I・II,材料力学I・II,流れの力学I・II,熱力学I・II,電気の基礎Ⅰを修得していること,および電気の基礎Ⅱ,工業数学入門(微分方程式)を受講していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | ガイダンスおよび実験テーマに関する講義 |
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第2回 | 1.航空機全備模型を用いた風洞実験(夏季集中授業) 実験場所:船橋校舎風洞実験室、審査場所:3号館1階318号室、担当者:鈴木康方・高橋賢一・菊池崇将 |
第3回 | レポート提出及び解説(決められた時間に提出すること,未提出の場合は0点となるので注意) |
第4回 | 2.球の熱伝達 実験場所:7号館地下1階701号室、審査場所:3号館4階347号室、担当者:小野清秋 |
第5回 | レポート提出と実験内容に関する審査 |
第6回 | 3.ガソリンエンジンの特性実験 実験場所:船橋校舎・内燃機関実験棟(機械工学科)、担当者:吉田幸司(審査場所:3号館1階316号室)・飯島晃良(審査場所:4号館2階428・B号室) |
第7回 | レポート提出と実験内容に関する審査 |
第8回 | 4.振動の実験 実験場所:7号館6階761号室、審査場所:7号館5階751室、担当者:土井文夫 |
第9回 | レポート提出と実験内容に関する審査 |
第10回 | 5.アナログ演算器による微分方程式の解法 実験場所:7号館7階771室、審査場所:7号館7階771室、担当者:松本 彰 |
第11回 | レポート提出と実験内容に関する審査 |
第12回 | 6.トランジスタ 実験場所:7号館7階771号室、審査室:3号館4階349・B号室、担当者:関根太郎 |
第13回 | レポート提出と実験内容に関する審査 |
第14回 | 7.センサーの特性実験 実験場所:7号館6階761号室、審査場所:7号館5階752号室、担当者:千葉 明 |
第15回 | レポート提出と実験内容に関する審査 |
その他
教科書 |
『機械工学実験ⅡA・ⅡB 2015』 産図テクスト 2015年
上記の教科書はガイダンスにおいて配布する.
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参考書 |
木下是雄 『理科系の作文技術』 中公新書624 中央公論社 2013年 第78版
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成績評価の方法 及び基準 |
各実験テーマごとに実験態度・レポートの内容・審査内容を総合して100点満点として評価された点数を合計し,全テーマ数で除した平均点を100点満点で成績評価します。但し,全ての実験テーマを受講し,レポートを提出し,審査を受けることにより成績評価対象となります. |
質問への対応 | 質問への対応はオフィスアワーを利用してください. |
研究室又は 連絡先 |
機械工学科ホームページ参照(http://www.mech.cst.nihon-u.ac.jp),ガイダンス時に担当教員の名簿を配布します. |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:10 ~ 13:20 授業計画に記されている審査場所にて各テーマの担当者が対応する.
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学生への メッセージ |
1)よく考え,自分の力で報告書を完成させること. 2)途中放棄しないで最後まで続けること. 3)欠席する場合には,必ず事前または事後に届け出ること. |