2015年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 先進自動車システム | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 関根 太郎 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F31P |
クラス |
概要
学修到達目標 | ・研究開発・設計業務に携わるために,機械工学を総合的かつ具体的な視野に立って理解できる. ・自動車技術を例に挙げ,技術開発におけるターゲットとする問題点の設定が出来るようになる. ・技術面だけで無く,社会受容性や普及・標準化などについても考慮できるような思考力を身につける. |
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授業形態及び 授業方法 |
・パワーポイントを用いた映像資料表示説明ならびに黒板への板書を中心とした講義とする.・また,課題に対する受講生の意見をプレゼンテーションすることにより,ディスカッション能力を向上させる. |
履修条件 | 工業力学に加え,フィードバック制御の基礎,自動車運動力学の受講経験があることが望ましい. |
授業計画
第1回 | 自動車工学を取り巻く現状 自動車技術の変遷 |
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第2回 | モビリティを取り巻く社会環境 |
第3回 | 交通事故の現状と動向 |
第4回 | 自動車の主要構成要素 |
第5回 | 安全性向上技術(1) |
第6回 | 安全性向上技術(2) |
第7回 | 安全性向上技術(3) |
第8回 | レポート課題(1)提出・各自のショットガンプレゼンセッション (※受講者数によりアレンジします。) |
第9回 | パワーユニットの変遷とトレンド |
第10回 | 環境対策技術 |
第11回 | ITS(高度自動車交通システム)(1) |
第12回 | ITS(高度自動車交通システム)(2) |
第13回 | ITS(高度自動車交通システム)(3) |
第14回 | 世界の規制・基準・規格と自動車の成長戦略 |
第15回 | レポート課題(2)提出 授業内理解度チェック(試験形式):解説 |
その他
教科書 |
授業時に、必要に応じて資料プリントを配布
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参考書 |
『自動車技術ハンドブック(1)基礎・理論編』 (公社)自動車技術会 2004年
『交通・安全 工学』 関根太郎他 (公財)国際交通安全学会 2015年
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内容に関連したレポート60%、最終回での授業内理解度チェック40%とし、60点以上を合格とする。 |
質問への対応 | オフィスアワーならびに授業時間内での質疑応答時に受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎3号館4階349B室 在室時随時 連絡先は、講義時に告知。 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:30 ~ 13:00 駿河台校舎3号館4階349B室
水曜 駿河台 10:40 ~ 13:00 駿河台校舎3号館4階349B室
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学生への メッセージ |
自動車分野は日本の基幹産業であり、また今日、ZEV・ULEVなどのエコ技術、新素材の導入、電子通信分野の利用など大きな技術転換期に差し掛かっているため、社会でのエンジニアの必要性が高い分野である。 |