2015年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 数値熱流体工学入門 | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 小野 清秋 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F33T |
クラス |
概要
学修到達目標 | 微分方程式を近似的に解く方法について説明する。大きく分けると有限差分法と有限要素法が存在する。本講義では有限差分法について解説を行う。微分方程式の近似解法に慣れてもらいたい。随時演習を課す。 |
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授業形態及び 授業方法 |
通常の座学。 出席を毎週チェックする。 演習を何回か進度に合わせて、授業中に行う。 |
履修条件 | 流れの力学、伝熱工学を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 授業内容の説明 差分法とは(直観的な説明) |
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第2回 | 差分法の適用例(常微分方程式の解法) |
第3回 | 機械工学によく出てくる微分方程式特に2階偏微分方程式の説明(偏微分方程式の分類) テーラー展開を用いた差分近似式 |
第4回 | 差分法を熱伝導方程式に適用する(1) ―熱伝導方程式の誘導― |
第5回 | 差分法を熱伝導方程式に適用する(2) ―陽解法で解いてみる― |
第6回 | 差分法を熱伝導方程式に適用する(3) ―陰解法で解いてみる― |
第7回 | 差分法を熱伝導方程式に適用する(4) ―連立一次方程式の解法I― |
第8回 | 差分法を熱伝導方程式に適用する(5」) ―連立一次方程式の解法II― |
第9回 | 差分法を楕円型方程式に適用する |
第10回 | 差分法を波動方程式に適用する |
第11回 | 差分法を流れの方程式に適用する(1) ―ナビエ・ストークス方程式の誘導ー |
第12回 | 差分法を流れの方程式に適用する(2) ―バーガース方程式をつかって解いてみるー |
第13回 | 差分法を流れの方程式に適用する(3) ―上流差分の適用ー |
第14回 | 差分法を流れの方程式に適用する(4) ―時間についての高次差分ー |
第15回 | (2016年1月27日)授業についての質疑応答 理解度確認のための平常試験 |
その他
教科書 |
特に指定しない
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参考書 |
桑原邦郎・河村哲也 『流体計算と差分法』 朝倉書店 2005年 第1版
特に指定しない。必要に応じプリントを配布する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験70点。演習30点。平常、追試験ともノート、参考書等の参照を可とする。 |
質問への対応 | 教室、研究室で随時受け付け。 E-mailでも受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎3号館4階347室 tel03-3259-0745 E-mail: kiyoaki@mech.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ~ 16:30 3号館347室
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学生への メッセージ |