2015年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
| 科目名 | 機械設計製図ⅡA | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 岡部・堀内・富永 他 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 1.5 | 曜日時限 | 金曜1･2 金曜3･4 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F51M F53M |
| クラス | A 、 B | ||
概要
| 学修到達目標 | 機械設計製図IIAでは，実技科目（機械工作実習、機械工学実験、機械設計製図I），基礎力学などの専門科目で学んだ知識を応用し，与えられた要求性能を満足するような機械の基本設計を学生自らが行う．設計者の意思とアイディアを盛り込んだ設計を行い，設計書，図面の作成を通して機械技術者としての基礎的能力を習得することを目的とする． |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
課題に取り組む前に、機械に用いられている種々の機構に興味を持つよう、創作機構のコンペを行う。その後、課題の設計に必要な設計法，工作法，製図法などについて講義を行う．講義に基づいて各自，基本設計書，基本構想図を作成する．基本設計書，基本構想図の作成については講義及び授業の中で適宜指導する． |
| 履修条件 | 製図基礎知識 機械要素，材料力学，機械工作法を履修していることが望ましい |
授業計画
| 第1回 | 授業計画，受講上の注意等の説明 課題(減速機，変速機等)の説明 |
|---|---|
| 第2回 | 講義と演習 減速機，設計の考え方，設計手順（減速と歯数） |
| 第3回 | 講義と演習 歯車の基礎（モジュール，歯数比） |
| 第4回 | 講義と演習 仕事率，回転数，トルク，軸の基本設計 |
| 第5回 | 講義と演習 歯車の強度計算（歯幅） |
| 第6回 | 講義と演習 軸受選定 |
| 第7回 | 講義と演習 ボルトの強度，加工 |
| 第8回 | 基本設計書及び，基本構想図の作成(1) 基本的な寸法，材質などを決定するための設計を行い，基本設計書及び基本構想図を作成する． |
| 第9回 | 基本設計書及び，基本構想図の作成(2) 基本的な寸法，材質などを決定するための設計を行い，基本設計書及び基本構想図を作成する． |
| 第10回 | 基本設計書及び，基本構想図の作成(3) 基本的な寸法，材質などを決定するための設計を行い，基本設計書及び基本構想図を作成する． |
| 第11回 | 基本設計書及び，基本構想図の作成(4) 基本設計書及び基本構想図を確認し，授業の最後に基本設計書，基本構想図を提出する． |
| 第12回 | 基本構想図の審査ならびに再検討．組立図の作成(1) 基本設計書と基本構想図の審査を行う．審査で指摘を受けた点等について，基本構想図の再検討を行う． |
| 第13回 | 組立図の作成(2) 減速機組立図の作成 |
| 第14回 | 組立図の作成(3) 減速機組立図の作成 |
| 第15回 | 組立図の審査 基本構想図をもとに減速機組立図の審査を行う． |
その他
| 教科書 |
山本，蓮尾，安部，宗川，伊藤，吉田 『JISによる機械製図法』 東京電機大学出版局 2008年 第1版
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| 参考書 |
景山克三 他共著 『大学課程 機械要素設計』 オーム社 1984年 第2版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
課題点20％，基本設計書と基本構想図と組立図の評価80％として，100点満点に換算し，60点以上を合格とする． |
| 質問への対応 | 研究室で随時質問を受け付けます．また，メールによる質問も受け付けます． |
| 研究室又は 連絡先 |
岡部：駿河台校舎4号館2階 425室 堀内：駿河台校舎3号館4階 346A室 河府：駿河台校舎4号館1階 418室 富永：駿河台校舎3号館4階 349A室 |
| オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:30 ～ 13:00 駿河台校舎7号館7階771室(機械製図準備室)
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| 学生への メッセージ |
図面のかきかた，読み方を中心として学んだ機械設計製図Iとは基本的に異なり，自らの考えに基づいて機械を設計することがねらいです．積極的な受講態度が望まれます． |