2015年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 物理学Ⅱ | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 田邊 誠 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | F54D |
クラス | B |
概要
学修到達目標 | 本科目では、物理学Iを基礎として、熱力学および電磁気学に焦点を当てて学習し、エントロピーやガウスの定理、アンペールの法則等、熱力学・電磁気学における重要な概念や法則を理解することを目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
高校で物理を履修しなかった学生にも配慮し、いきなり一般論を展開することは避け、なるべく簡単な例から出発し、徐々に一般的な場合に進む方法で講義を行う。また、必要な数学的手法についても随時説明する。 |
履修条件 | 「物理学Ⅰ」を受講済みで、「物理学Ⅱ演習」を並行して受講することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス、[熱力学1] 熱力学第1法則(温度、熱と熱量、気体の状態方程式) |
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第2回 | [熱力学2] 熱力学第1法則(気体の分子運動と圧力・温度、熱力学における仕事) |
第3回 | [熱力学3] 熱力学第1法則(熱力学第1法則、内部エネルギー、理想気体の比熱、断熱変化) |
第4回 | [熱力学4] 熱力学第2法則(カルノーサイクル、熱機関の効率、熱力学第2法則、熱力学温度) |
第5回 | [熱力学5] 熱力学第2法則(エントロピー、エントロピー増大の法則、理想気体の状態変化) |
第6回 | いろいろな問題を解く |
第7回 | [電磁気学1] 静電界(クーロンの法則、電界) |
第8回 | [電磁気学2] 静電界(ガウスの法則) |
第9回 | [電磁気学3] 静電界(電位) |
第10回 | [電磁気学4] 静電界(電気容量) |
第11回 | [電磁気学5] 定常電流と静磁界(電流と抵抗、キルヒホッフの法則、磁石による磁界、磁束密度) |
第12回 | [電磁気学6] 定常電流と静磁界(電流による磁界、ビオ-サバールの法則、アンペールの法則) |
第13回 | [電磁気学7] 定常電流と静磁界(電流に働く力、ローレンツ力) |
第14回 | [電磁気学8] 変化する電界と磁界(電磁誘導) |
第15回 | いろいろな問題を解く |
その他
教科書 |
譽田克彦、蓬田和夫、紺野忠 『工科系の基礎物理学』 学術図書出版 2006年 第1版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
主に定期試験(80%程度)によるが、平常点(20%程度)も考慮します。 |
質問への対応 | 講義時間中および金曜日昼休み。そのほか、ガイダンス時に指示します。 |
研究室又は 連絡先 |
金曜日は1号館1階113室にいます。 e-mail:ガイダンス時に指示します。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
講義前に、必ずテキストを読んで予習をしてください。なお、さらに理解を深めたい場合または理解ができない場合は、図書館でほかの参考書(ガイダンス時に示す)などを利用することをおすすめします。大学時代に資料を調べたり、関連図書を探したりして、主体的に学ぶ訓練をしましょう。 |