2015年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 熱力学 | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 田中 勝之 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G32C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 熱力学は、熱エネルギーから力学エネルギーへの変換に関わり、エネルギーの有効利用や環境保全の観点から、重要な基礎科目である。熱力学では、熱に関わる必要不可欠な基礎熱力学に重点をおき、応用分野までの橋渡しができるように解説する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式で授業を進める。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | 熱力学で使用するSI単位 熱力学を学ぶ上で必要となる物理量とそのSI単位を説明する。 |
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第2回 | 温度と圧力 絶対温度、温度と圧力、圧力と体積の関係について説明する。 |
第3回 | 仕事と熱 エネルギー、熱量、仕事について説明する。 |
第4回 | 熱力学の第一法則1 閉じた系のエネルギー式と内部エネルギーを説明する。 |
第5回 | 熱力学の第一法則2 開いた系のエネルギー式とエンタルピーを説明する。 |
第6回 | 熱力学の第一法則3 p-Ⅴ線図と仕事について説明する。 |
第7回 | 理想気体の状態方程式1 理想気体と状態方程式を説明する。 |
第8回 | 理想気体の状態方程式2 定容比熱、定圧比熱、比熱比を説明する。 |
第9回 | 理想気体の状態変化3 等温変化、等圧変化、等容変化を説明する。 |
第10回 | 理想気体の状態変化4 断熱変化、ポリトロープ変化を説明する。 |
第11回 | カルノーサイクル1 熱機関の熱効率を説明する。 |
第12回 | カルノーサイクル2 可逆カルノーサイクルを説明する。 |
第13回 | 熱力学の第二法則とエントロピー1 熱力学の第二法則、エントロピーを説明する。 |
第14回 | 熱力学の第二法則とエントロピー2 理想気体のエントロピー変化、T-S線図を説明する。 |
第15回 | 平常試験およびその解説 |
その他
教科書 |
平田哲夫・田中誠・熊野寛之 『例題でわかる工業熱力学』 森北出版 2008年 第1版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験で評価する。 |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
田中研究室 (720室) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 16:40 ~ 18:10 7号館2階720室
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学生への メッセージ |
特になし |