2015年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 人間工学 | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 町田 信夫 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G32E |
クラス |
概要
学修到達目標 | 人間工学の基礎について学習する。特に人間の基本的機能である心理・生理的特性,形態的 特性について理解させると共に,人間工学の方法論, ヒューマンエラー,人間-機械系の信頼性,機械設計への人間特性の導入などについて学びます。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で行う。授業に関係する資料を適宜配付し、講義内容の理解を深 めさせる。 また、授業に関連した課題レポートの提出を課す。 |
履修条件 | 特にありません。 |
授業計画
第1回 | 人間工学とはどのような学問か。なぜ、産業の分野で人間工学的素養が必要かなど、人間と機械との関係について説明する |
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第2回 | 1.序 論 1.1人間工学の目的 1.2人間-機械系における人間、機械の役割 |
第3回 | 2.人間の基本的特性 2.1生理的みかた 2.1.1自律神経系 2.1.2生体機能の一般的性質 |
第4回 | 2.2心理的みかた 2.2.1感覚受容器の特性 2.2.2認知過程 |
第5回 | 2.3形態的みかた 2.3.1身体寸法と可動範囲 2.3.2作業域と作業動作 |
第6回 | 3.機械操作と人間の関係 3.1人間工学の方法論 3.2生理的負担の計測 3.2.1人間工学データの性質と取扱い |
第7回 | 3.3人間-機械系の評価(疲労現象による作業評価) |
第8回 | 4.人間と環境 4.1視覚と視環境 |
第9回 | 4.2聴覚と音環境 4.3振動感覚と環境振動 |
第10回 | 5.人間の情報処理 5.1情報スピード 5.2情報負荷と負担の関係 |
第11回 | 5.3情報提示と人間の反応 5.4機械(システム)の応答時間 |
第12回 | 6.人間ー機械システムの信頼性 6.1ヒューマンエラー 6.2システムの信頼性 |
第13回 | 7.ヒューマン・マシン・インターフェース 7.1ヒューマン・マシン・インターフェースの設計 |
第14回 | 7.2エルゴノミクス(Ergonomics)と感性設計 |
第15回 | 授業の達成度考査とその解説 |
その他
教科書 |
『人間工学』
オリジナルテキストを使用する。
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参考書 |
授業中に指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
課題レポートの評価と授業の達成度考査による。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室または研究室において対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
7号館 1階 715室(人間工学研究室) |
オフィスアワー |
金曜 船橋 16:30 ~ 18:30
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学生への メッセージ |
人間工学は、複数の学問領域と関連があります。いろいろな学科目に興味を持ち勉強しましょう。 |