2015年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 工業力学Ⅰ | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 吉田 洋明 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G34A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 具体的な工学問題を取り扱うための応用的な力学の基礎を身につける. 動力学を学ぶための基礎として静力学と運動学を理解する. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式. |
履修条件 | 選択必修. 微分積分学と線形代数学の知識があることを前提とする. 演習は主に力学演習Ⅰで行うので,力学演習Ⅰを平行して受講することが望ましい. |
授業計画
第1回 | 工業力学Ⅰ概要 静力学から動力学まで |
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第2回 | 平面内の力のつりあい1 力の表し方,工業力学の単位,一点に働く力の合成と分解,一点に働く力の釣り合い |
第3回 | 平面内の力のつりあい2 力のモーメント,力のモーメントの合成,偶力とモーメント,力の移動と変換 |
第4回 | 平面内の力のつりあい3 着力点が異なる力の合成と分解,支点と反力 |
第5回 | 平面内の力のつりあい4 トラス |
第6回 | 立体的な力のつりあい1 ベクトルとその加・減法,ベクトルの積 |
第7回 | 立体的な力のつりあい2 力のモーメント,一つの軸の周りのモーメント |
第8回 | 立体的な力のつりあい3 力の合成とつりあい |
第9回 | 分布力と重心 重心,重心の計算例,重心位置の測定,つりあい安定度,分布力 |
第10回 | 運動学1 点の直線運動,等速度運動と等加速度運動, |
第11回 | 運動学2 距離と速度・加速度との関係,点の平面運動・空間運動 |
第12回 | 運動学3 剛体の平面運動,固定軸周りの回転運動 |
第13回 | 運動学4 一般的な平面運動,瞬間中心 |
第14回 | 運動学5 剛体の一般的な運動,固定点まわりの運動、固定点がない一般的な運動,オイラー角 |
第15回 | 運動学6 相対運動,コリオリの加速度,一般の空間座標 |
その他
教科書 |
入江敏博、山田 元 『機械工学基礎講座 工業力学』 理工学社 2010年 第1版
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参考書 |
J.L.MERIAM & L.G.KRAIGE 、浅見敏彦 訳 『メリアム カラー図解 機械の力学 質点の力学』 丸善株式会社 2006年
J.L.MERIAM & L.G.KRAIGE 、浅見敏彦 訳 『メリアム カラー図解 機械の力学 剛体の力学』 丸善株式会社 2007年
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験で評価を行う. |
質問への対応 | 随時研究室にて,E-mailも可. |
研究室又は 連絡先 |
7号館724室 yoshida@eme.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20 7号館2階724室
火曜 船橋 12:10 ~ 13:20 7号館2階724室
水曜 船橋 12:10 ~ 13:20 7号館2階724室
木曜 船橋 12:10 ~ 13:20 7号館2階724室
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学生への メッセージ |
工業力学Ⅰでは,ロボットに代表される,運動する物体を取り扱うために必要な動力学の入り口までを扱います. 理解を深めるために力学演習Ⅰを平行して受講してください. 動力学(工業力学Ⅱ)を学ぶための基礎になりますので,確実に身につけてください. |