2015年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 材料力学Ⅰ | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 今井 郷充 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G35A |
クラス |
概要
学修到達目標 | ものづくりの基本は「使っていて壊れにくいものを設計すること」である。材料力学は、機械や構造部材の変形や強度を数学的に導き出し、実際に使われる際の変形や強度についての条件を満足するか否かを理論的に予測するための基礎学問である。材料力学Ⅰでは、機械や構造物の主要な構成要素である棒状の物体に引張り、ねじり、曲げなどの力が作用したときの内力や変形の求め方、問題の解き方を理解することを目的とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書を用いた講義形式で、単元ごとに例題演習の時間を設ける |
履修条件 | 特に設けない |
授業計画
第1回 | 材料力学の必要性と機械システムの強度計算について |
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第2回 | 応力とひずみⅠ -垂直応力とせん断応力- |
第3回 | 応力とひずみⅡ -変形とひずみ、応力とひずみの関係- |
第4回 | 引張り力を受ける真直棒Ⅰ -棒の応力と変形、物体力と応力のつり合い- |
第5回 | 引張り力を受ける真直棒Ⅱ -不静定問題と熱応力- |
第6回 | 2~5回で学んだ内容に関する演習 |
第7回 | ねじりⅠ -中実軸、中空軸のねじり- |
第8回 | ねじりⅡ -軸の不静定問題、伝動軸の設計- |
第9回 | ねじりⅢ -コイルばねの応力と変形、円形断面以外のねじり- |
第10回 | 7~9回で学んだ内容に関する演習 |
第11回 | はりの曲げ変形Ⅰ -はりに働く荷重、反力とつり合い条件- |
第12回 | はりの曲げ変形Ⅱ -せん断力と曲げモーメント- |
第13回 | はりの曲げ変形Ⅲ -はりに生ずるせん断応力と曲げ応力- |
第14回 | 11~13回で学んだ内容に関する演習 |
第15回 | 定期試験とその問題解説 |
その他
教科書 |
邉、藤井、川田、青木 他 『最新 材料の力学』 培風館 2008年 第2版
応用例題を多くとり入れている
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参考書 |
尾田十八、三好俊郎 『演習・材料力学[新訂版]』 サイエンス社 2006年 第5版
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成績評価の方法 及び基準 |
授業中に行う例題演習、課題レポート、定期試験の結果から総合的に判断する |
質問への対応 | E-mailならびに研究室への連絡にて対応する |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎6号館1階614号室 TEL: 047-469-5243, FAX: 047-467-9504 E-mail:imai@eme.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:10 ~ 13:40
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学生への メッセージ |
物理や数学の基礎知識をどのように材料力学にとり入れてゆくか、その考え方を身につけてほしい |