2015年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 微分方程式の基礎Ⅱ | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 武村 一雄 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G41G |
クラス | A |
概要
学修到達目標 | 微分方程式は,理工系各分野に於いて基礎となるのみならず,応用上も重要である。 本講義では解法の習得を目標に、常微分微分方程式の基礎事項を講義し、専門各分野への応用力を養う事を目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
主として通常の講義形式による。 |
履修条件 | この講義は微分方程式の基礎Ⅰと同じクラスで行う。 前半クラスA(武村)後半クラスB(林) である。上記に該当しない学生はどちらのクラスで履修してもよい。履修届けの際には注意すること。 |
授業計画
第1回 | 教科書、参考書、単位取得に係わる説明およびこれからの授業に必要な予備知識の説明と確認をする。2階線形微分方程式の解法の復習をする。 |
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第2回 | 2階線形微分方程式(6) 非同次項が複雑な場合(三角関数×指数関数など)の解法を身につける。 |
第3回 | 2階線形微分方程式の解法の平常試験及びその解説をし、全体のまとめと重要事項の再確認を行う。 |
第4回 | 1階連立微分方程式(1) 1階連立微分方程式とは何か理解し,消去法による解法を身につける。 |
第5回 | 1階連立微分方程式(2) 微分演算子による解法を身につける。 |
第6回 | 行列の復習 行列の対角化の方法を復習する。 |
第7回 | 1階連立微分方程式(3) 行列の対角化を用いた解法(同次な場合・固有値が異なる)を身につける。 |
第8回 | 1階連立微分方程式(4) 行列の対角化を用いた解法(同次な場合・固有値が重解)を身につける。 |
第9回 | 1階連立微分方程式(5) 行列の対角化を用いた解法(非同次)を身につける。 |
第10回 | 1階連立微分方程式の解法の平常試験及びその解説をし、全体のまとめと重要事項の再確認を行う。 |
第11回 | 発展的内容(1) Laplace変換とは何かを理解し、その基本性質1を身につける。 |
第12回 | 発展的内容(2) Laplace変換の基本性質2を身につける。 |
第13回 | 発展的内容(3) Laplace変換による2階線形微分方程式の解法を身につける。 |
第14回 | 発展的内容(4) Laplace変換による1階連立微分方程式を身につける。 |
第15回 | Laplace変換による線形微分方程式の解法の平常試験及びその解説をし、全体のまとめと重要事項の再確認を行う。 |
その他
教科書 |
必要であれば授業中に指示する。
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参考書 |
長崎憲一・中村正彰・横山利章 共著 『明解 微分方程式 改訂版』 培風館
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(60%)と演習の平常点(40%)によって評価する。 |
質問への対応 | 講義時間の前後、オフィスアワーで対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館845B研究室 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 13:20 ~ 14:50 8号館研究室
木曜 船橋 13:20 ~ 14:50 8号館研究室
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学生への メッセージ |
解ける微分方程式の様々な解法を身につけるために熱意をもって取り組むこと. |