2015年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 機械計測 | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 松田 礼 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G44B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 機械技術者として必要な、機械量計測の基礎理論と各種物理量の測定法につ いて学ぶ。なかでも、長さ、質量や力学量の測定法、測定器等に重点を置き、 広範囲かつ多様な計測工学を系統的に学習する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で行う。授業に関係する資料を適宜配付し、講義 内容の理解を深めさせる。また、授業に関連した課題レポートを課す。 |
履修条件 | 選択必修 |
授業計画
第1回 | 計測概論 (1)測定と計測 |
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第2回 | 計測概論(続き) (2)次元と単位 (3)物理量と工業量 |
第3回 | 測定の種類と測定方式 (1)直接測定と間接測定 (2)絶対測定と比較測定 |
第4回 | 測定の種類と測定方式(続き) (3)零位法と偏位法 (4)デジタル測定 |
第5回 | 測定量の表示 (1)目盛りの読み取り (2)計器の動特性 |
第6回 | 測定の誤差 (1)測定の精度 (2)測定誤差の要因と対策 |
第7回 | 測定精度とその表し方 (1)測定の精度 (2)有効数字 (3)直接測定における精度 |
第8回 | 測定精度とその表し方(続き) (4)間接測定における精度 (5)グラフによる測定結果のまとめ方 |
第9回 | 測定量の拡大・縮小・変換 (1)機械量の拡大と縮小 (2)機械量への変換 |
第10回 | 長さ、角度、形状の計測 (1)長さ及び角度の標準 (2)機械量への変換 |
第11回 | 長さ、角度、形状の計測(続き) (3)角度の測定及び測定器 (4)面の測定 |
第12回 | 質量、力、動力の計測 (1)質量、力の標準 (2)てんびんとはかり |
第13回 | 質量、力、動力の計測(続き) (3)力の大きさの単位と測定 (4)動力の測定 |
第14回 | 時間、回転数、振動の計測 (1)時間の標準 (2)回転数の測定 |
第15回 | 時間、回転数、振動の計測(続き) (3)振動の計測 |
その他
教科書 |
松代正三 吉田義之(編) 『計測工学』 産業図書 2003年 第2版
教科書の購入方法については、第1回目の講義で指示する。
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参考書 |
授業中に指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
課題レポートと期末試験による。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室又は研究室において対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
7号館 1階 714室(人間工学研究室) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 13:20 ~ 16:30
金曜 船橋 13:20 ~ 16:30
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学生への メッセージ |
機械計測は、工業力学、材料力学、振動工学など、他の科目と関連があり ます。多くの科目に興味をもち勉学に励んでください。 |