2015年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 機械加工学Ⅰ | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 柴田 文男 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G52H |
クラス |
概要
学修到達目標 | 機械加工学Ⅰでは、良い機械や部品を早く安く作るために、その基準として製作方法の原理 原則を理解する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書の形式で講義を行う。また、演習問題Ⅰを配布する。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | シラバス、教科書、参考書及び成績評価の説明、演習問題Ⅰ配布及びその説明 |
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第2回 | 鋳造加工 1)模型:模型の種類、模型用材料、模型製作時の注意事項 |
第3回 | 2)鋳型:鋳型の種類、鋳型用材料、塗型材料 、造型(型込めの方法)、 造型に必要なもの |
第4回 | 3)溶解:溶解炉の種類とその特徴 4)鋳込み(注湯):鋳込み方法、鋳込み温度と鋳込み時間 |
第5回 | 5)鋳造後の処理:鋳造品の仕上げ、補修、枯し 6)鋳造品の不良の種類とその対策 |
第6回 | 7)鋳鉄以外の鋳造:鋳鋼、可鍛鋳鉄、非鉄合金鋳物 8)特殊鋳造法:ダイカスト、遠心鋳造、シェルモールド法、ロストワックス法、 フルモールド法 9)試験と検査:材料試験、水圧・気圧試験、検査 |
第7回 | 熱処理加工 1)加熱・冷却方法 2)焼ならし、焼なまし |
第8回 | 3)焼入れ、焼もどし |
第9回 | 塑性加工 1)鍛造加工:鍛造加工の特徴とその種類、自由鍛造、型鍛造、主な鍛造用材料 |
第10回 | 2)熱間鍛造、冷間鍛造、温間鍛造、鍛造用機械(鍛造用ハンマ、プレス、自動鍛造機械) 3)転造加工:転造加工の特徴、ねじの転造加工、歯車の転造加工 |
第11回 | 4)押出し加工:押出し加工法の種類、熱間押出し加工、冷間押出し加工 5)引抜き加工:引抜き加工法の種類、中実棒の引抜き、管材の引抜き |
第12回 | 6)管材加工:継目のある管の製造法、継目なしの管の製造法 7)圧延加工:分塊圧延、形材及び線材の圧延、板材の圧延、管材の圧延、圧延設備 |
第13回 | 8)板材加工:せん断加工、成形加工(曲げ加工、深絞り加工、張出し加工) プレス機械(機械プレス、油圧プレス)、 試験と検査 |
第14回 | 演習問題Ⅰの解説 |
第15回 | 理解度確認試験及びその解説 |
その他
教科書 |
竹中規雄 他編 『機械工作法』 産業図書 1982年
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参考書 |
日本機械学会編 『機械工学便覧』 日本機械学会
日本鋳造工学会編 『鋳造工学便覧』 丸善 2002年
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成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験:約80%、演習、宿題及び授業への取組状況:20% |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
柴田研究室:213B室 E-mail:shibata@eme.cst.nihon-u.ac.jp Tel:047(469)5270 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 13:00 ~ 14:30
木曜 船橋 10:30 ~ 12:00
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学生への メッセージ |
「ものづくり」に興味を持ってほしい。 |