2015年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
| 科目名 | 力と運動の物理学Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 相馬 亘 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | H21D |
| クラス | 2 | ||
概要
| 学修到達目標 | 本講義では「力学」のうち「相対運動」から「質点系と剛体の運動」までを学ぶ。高校までの物理の学習は公式を覚えることが主だったかもしれないが、本講義では「物理の考え方」自身を身に付けることに重きを置く。剛体の回転運動で現れる諸法則や相対運動で現れる遠心力やコリオリ力が論理的に力学の基礎方程式から導出されることを理解する。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
基本的にはシラバスや教科書にしたがって力学の講義を進めるが、必要に応じて随時ベクトル解析などの講義をおこない、理解を深める。 |
| 履修条件 | 前期に「力と運動の物理学I」を履修していること。「力と運動の物理学II演習」を合わせて履修することが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | 極座標による記述 |
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| 第2回 | 極座標による記述 |
| 第3回 | 極座標による記述 |
| 第4回 | 角運動量 |
| 第5回 | 角運動量 |
| 第6回 | 2体問題 |
| 第7回 | 中間試験と解説 |
| 第8回 | 2体問題 |
| 第9回 | 質点系と剛体 |
| 第10回 | 剛体と慣性モーメント |
| 第11回 | 剛体の運動の例 |
| 第12回 | 剛体の運動の例 |
| 第13回 | 座標系の相対運動 (II) 並進運動 |
| 第14回 | 座標系の相対運動 (III) 回転運動 |
| 第15回 | 平常試験と解説 |
その他
| 教科書 |
井口英雄、佐甲徳栄、相馬亘、中原明生 『理工系のための力学(第2刷)』 東京図書 2014年 第1版
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| 参考書 |
兵頭俊夫 『考える力学』 学術図書出版社 2001年 第1版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
中間試験(50%)と平常試験(50%)の合計で評価する。 |
| 質問への対応 | オフィスアワーに研究室へ来てください。メールでも受け付けます。 |
| 研究室又は 連絡先 |
船橋校舎1号館4階141A室 e-mail : souma.wataru@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:10 船橋校舎1号館4階141A室
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| 学生への メッセージ |
物体の性質やその運動を、数式で表現する思考方法を身につけましょう。そして、言葉を操るように数式を自由に操り、物事を数式で考えられるようになりましょう。 |