2015年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
科目名 | 力と運動の物理学Ⅱ演習 | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 中原・松尾 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | H24C |
クラス | 1 |
概要
学修到達目標 | 本授業では「力学」のうち「回転運動」から「質点系と剛体の運動」までを演習を通して学ぶ。高校までの物理の学習は公式を覚えることが主だったかもしれないが、本講義では「物理の考え方」自身を身に付けることに重きを置く。剛体の回転運動で現れる諸法則や相対運動で現れる遠心力やコリオリ力が論理的に力学の基礎方程式から導出されることを理解する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
この演習は講義「力と運動の物理学Ⅱ」の理解を深めるための演習である。そのため、講義で学んだことに対応する演習問題を毎回おこない、小テスト・レポート課題・学生さんによる板書と解説、などを通して基礎学力を身につける。 |
履修条件 | 「力と運動の物理学Ⅱ」を合わせて履修すること。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 小テスト「力と運動の物理学Ⅰの復習」 |
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第2回 | 演習「内積と外積」 |
第3回 | 第5章「極座標と回転運動」 |
第4回 | 第5章「極座標と回転運動」 |
第5回 | 第6章「角運動量」 |
第6回 | 第6章「角運動量」 |
第7回 | 平常試験とその解説 |
第8回 | 第7章「2体問題」 |
第9回 | 第7章「2体問題」 |
第10回 | 第7章「2体問題」 |
第11回 | 第8章「質点系」 |
第12回 | 平常試験とその解説 |
第13回 | 第9章「剛体」 |
第14回 | 第9章「剛体」 |
第15回 | 第9章「剛体」 |
その他
教科書 |
『演習用プリントを配布』
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参考書 |
井口英雄、佐甲徳栄、相馬亘、中原明生 『理工系のための力学』 東京図書 2012年 第1版
兵頭俊夫 『考える力学』 学術図書出版社 2001年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験40%、平常試験30%、平常点(レポート・小テスト・板書)30% 板書は必ず最低1回はすること。 |
質問への対応 | 直接研究室に質問に来てください。メールでも受け付けます。 |
研究室又は 連絡先 |
中原明生、松尾洋介:船橋校舎1号館3階131A室 e-mail : nakahara_AT_phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp (_AT_を@に変えてください) e-mail : ymatsuo_AT_phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp (_AT_を@に変えてください) http://www.phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp/~nakahara |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:20 1号館3階131A室
金曜 船橋 12:10 ~ 13:20 1号館3階131A室
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学生への メッセージ |
大学以降、身に付けるべき知識は数限りないので、公式の丸暗記という手法はいずれ破綻します。理論的な考え方をきちんと身に付けていれば、少数の基礎方程式から物理のあらゆる公式が論理的に導出することができる、という理論物理の概念を修得してください。 |