2015年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
科目名 | 宇宙機力学Ⅱ | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 石川 芳男 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | H24G |
クラス |
概要
学修到達目標 | ロケットエンジンの種類や特性の解説から始めて、ロケットの誘導と制御の力学および技術について学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義を行う。必要に応じて演習を行い、また課題の提出を求める。時に応じて、時事的な解説を行う。 |
履修条件 | 選択 この授業科目は「GP対応科目」です. |
授業計画
第1回 | 授業科目概要の説明 |
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第2回 | 誘導と制御 ロケットの打ち上げ軌道:剛体ロケットの運動方程式(並進運動・回転運動)・ロケットの打ち上げ軌道の生成 |
第3回 | 同上(つづき) ロケットの誘導方式:プログラム誘導方式 電波指令誘導方式 慣性誘導方式 |
第4回 | 同上(つづき) 検出器(センサー):加速度計 ジャイロスコープ(レートジャイロ・微分ジャイロ) |
第5回 | 同上(つづき) 搭載誘導計算機:ハードウエアの性能 搭載誘導ソフトウエア |
第6回 | 同上(つづき) ロケットの制御システム:初段ピッチ誘導プログラムの作成・エンジン操舵システム |
第7回 | 空気力学 空気力学の基礎(無次元表示・レイノルズ数・マッハ数) |
第8回 | 同上(つづき) 打ち上げ時の空気力学:機体とフィンに掛かる力・打ち上げ時の安定性・抵抗・干渉 |
第9回 | 同上(つづき) 再突入時の空気力学:希薄気体力学(自由分子流・すべり流・遷移流)・空力加熱 |
第10回 | 人工衛星および宇宙機 ミッションと軌道:軌道の6要素・太陽同期軌道(極軌道)・静止軌道・軌道の衛星設計に及ぼす影響 |
第11回 | 同上(つづき) 姿勢制御:衛星に作用する外乱トルク・衛星の姿勢運動(重力傾斜安定化衛星ほか)・対称単一スピン衛星の場合 |
第12回 | 同上(つづき) 章動ダンパ機構の概念・ジェットによるスピン軸方向変化・ロータによる姿勢制御・ロータによらない制御 |
第13回 | 同上(つづき) 衛星を構成するサブシステム:テレメトリ・コマンド系・電源系・熱制御系 |
第14回 | 同上(つづき) 衛星を構成するサブシステム(つづき):構体系・2次推進系・アポジモータ |
第15回 | 平常試験および解説 |
その他
教科書 | |
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
定期試験結果(80%)と課題提出(20%)を勘案する。 |
質問への対応 | 授業中の質問を歓迎する。 オフィスアワー:水曜日・16:40~18:10・船橋校舎3号館322室 |
研究室又は 連絡先 |
3号館2階322A室 yishi@stone.aero.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 16:40 ~ 18:10
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学生への メッセージ |