2015年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
科目名 | 材料力学Ⅱ | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 山﨑 政彦 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | H31E |
クラス |
概要
学修到達目標 | 材料力学は,構造物や機械部品の設計に不可欠の学問である.材料力学Ⅱでは,材料力学Ⅰで学んだ,力,応力,ひずみ等についての理解を深めると共に,はりのたわみ,ねじり,座屈問題の解法を修得する. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で行う.基礎的な力学では,問題を多く解くことが理解を深めることに繋がるので,例題を通して基本的な考え方が身に付くように進める. |
履修条件 | 材料力学Ⅰを修得していることが望ましい.また,「材料力学演習Ⅱ」を受講することを前提としているので,必ず,また,「材料力学演習Ⅱ」を受講も併せて受講すること. |
授業計画
第1回 | この講義全体の内容の解説と復習 はりのせん断力と曲げモーメントに関する理解度を確認する為に簡単なテストを実施する. |
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第2回 | 棒のねじり 棒のねじりによるせん断応力の計算法について解説する. |
第3回 | はりの曲げ応力 曲げ応力の概念と計算法,曲げ応力と合応力としての曲げモーメントとの関係について解説する. |
第4回 | はりの曲げによるたわみの算出(1) はりのたわみに関する微分方程式の導出と,積分によるたわみの算出法について解説する. |
第5回 | はりの曲げによるたわみの算出(2) 前回に引き続き,積分によるたわみ曲線の算出法について解説する. |
第6回 | 特異関数法によるたわみの算出 特異関数法を用いたたわみの算出法について解説する. |
第7回 | 重ね合わせ法によるたわみの算出(1) 重ね合わせ法を用いたたわみの算出法について解説する. |
第8回 | 重ね合わせ法によるたわみの算出(2) 前回に引き続き,重ね合わせ法を用いたたわみの算出法について解説する. |
第9回 | 梁の不静定問題(1) 釣り合い式からだけでは反力を求められない問題(不静定問題)におけるたわみの算出法について解説する. |
第10回 | 梁の不静定問題(2) 前回に引き続き,梁の不静定問題の解法について解説する. |
第11回 | 面積モーメント法によるたわみの算出 面積モーメント法による特定の点でのたわみの算出法について解説する. |
第12回 | 柱の座屈荷重の解法(1) 航空宇宙工学における座屈現象の例を示し,座屈の特徴について議論する.座屈方程式の定式化法とその解法について解説する. |
第13回 | 柱の座屈荷重の解法(2) 各種端末条件と座屈荷重との関係について整理する. |
第14回 | 柱の座屈荷重の解法(3) 座屈応力に関する実験公式について解説する. |
第15回 | まとめ |
その他
教科書 |
日本機械学会 『材料力学 (JSMEテキストシリーズ )』 丸善
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参考書 |
材料力学教育研究会 『新形式 材料力学の学び方・解き方』 共立出版
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成績評価の方法 及び基準 |
課題(40%)及び定期試験(60%)による |
質問への対応 | 研究室にて対応する |
研究室又は 連絡先 |
323室 yamazaki.masahiko@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 17:00 ~ 19:00
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学生への メッセージ |