2015年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
科目名 | コンピュータプログラミング及び演習Ⅱ | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 大竹 智久 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1.5 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | H45A |
クラス |
概要
学修到達目標 | プログラミング言語の一つである「C言語」を用いて,コンピュータ上で様々な数値計算処理を行うために必要となるプログラミング技法,アルゴリズムを学び,科学技術計算・データ処理などを行うプログラム作成技法を習得する. |
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授業形態及び 授業方法 |
講義と演習室を使用したプログラミング演習を併せて行う. |
履修条件 | 専門・選択 |
授業計画
第1回 | 概要説明 |
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第2回 | C言語文法(1) プログラムの基本構成の復習(入出力,条件分岐,反復処理など) |
第3回 | C言語文法(2) 配列を使用するプログラム |
第4回 | プログラミング演習(1) C言語文法(1),(2)について,PC演習室を利用した演習を行う |
第5回 | 数値計算技法(1) 方程式の解法(2分法,ニュートン法) |
第6回 | プログラミング演習(2) 上記内容についての演習 |
第7回 | 数値計算技法(2) 曲線の推定法(ラグランジュ補間,最小二乗法) |
第8回 | プログラミング演習(3) 上記内容についての演習 |
第9回 | 数値計算技法(3) 数値積分・数値微分(台形則,シンプソン則,差分近似法) |
第10回 | プログラミング演習(4) 上記内容についての演習 |
第11回 | 数値計算技法(4) 常微分方程式の解法(オイラー法,ルンゲ・クッタ法を用いた解法) |
第12回 | プログラミング演習(5) 上記内容についての演習 |
第13回 | 数値計算技法(5) 偏微分方程式の解法(拡散方程式,ラプラス方程式) |
第14回 | プログラミング演習(6) 上記内容についての演習 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
特に指定しない
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参考書 |
林晴比古 『改訂 新C言語入門 シニア編』 ソフトバンク パブリッシング(株)
高橋大輔 『数値計算』 岩波書店
C言語の文法について書かれた書籍,数値計算技法に関する書籍など.上記以外にも同様の書籍は数多く出版されているため,中身を一読し自分に合った参考書を選ぶことを勧める.
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成績評価の方法 及び基準 |
各演習についてのレポート(50%),平常試験(50%) |
質問への対応 | 研究室にて対応 |
研究室又は 連絡先 |
3号館3階333室 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 17:00 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
ある程度自由にプログラムが書けるようになると,複雑な力学の計算を行うことや大量の実験データを容易に処理することができるようになります.また,プログラミングを学ぶということは,技術者にとって不可欠となる論理的思考を訓練することにも繋がります. |