2015年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 発変電工学Ⅰ | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 塩野・西川 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I24M |
クラス | A・B |
概要
学修到達目標 | 電気事業での利用を中心に発電、変電技術の基礎を習得することを目的とする。水力発電と変電技術を中心に学習するが、電力系統、火力発電、原子力発電、新発電技術についても概要を学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書に基づいた講義を中心に授業を進め、適宜演習を行う。 |
履修条件 | 電気機器Ⅰを履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 発変電工学Ⅰの授業についての説明 日本のエネルギー事情、発変電の概要と発達、利用されるエネルギー |
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第2回 | 電気事業の概要と歴史、発変電設備と方式、火力発電の概要 |
第3回 | 水力発電のの原理、その歴史、水力発電所のタイプ、水力学の基礎 |
第4回 | 水力発電所の計画と発電計算 |
第5回 | 水力発電所の土木設備 |
第6回 | 水力発電所の機械設備、水車の原理、タイプ別の特徴、水車相似則、付属設備 |
第7回 | 水力発電所の電気設備と揚水発電 |
第8回 | 原子力発電の原理,概要および現状 |
第9回 | 新しい発電技術、太陽光発電、風力発電、地熱発電などの概要 |
第10回 | 変電設備の概要と仕組み |
第11回 | 変電所の役割と分類、変圧器の原理・接地方式・並行運転 |
第12回 | 変電所の開閉設備、短絡電流計算 |
第13回 | 変電所の調相設備 |
第14回 | 変電所の監視制御設備 |
第15回 | 理解度確認試験と解説 |
その他
教科書 |
道上 勉 『発電・変電』 電気学会 オーム社
教科書に沿って講義、試験を行うので教科書は必須。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
成績の評価項目と評価基準は以下の通り. ①演習の評価:10%,②課題の評価:10%,③試験評価:80% 以上3項目の評価を総合的に判断しS~Dの成績評価を行う. |
質問への対応 | 随時対応します.電話またはメールで連絡下さい.日時・場所を設定します. |
研究室又は 連絡先 |
塩野研究室:駿河台校舎3号館2階320号室 03-3259-0773 shiono@ele.cst.nihon-u.ac.jp 西川研究室:駿河台校舎4号館4階440号室 03-3259-0789 nishikawa.shougo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 10:00 ~ 11:30
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学生への メッセージ |
発変電工学は電力関係の仕事や電気主任技術者の資格取得を目指すなら必須であり、またそれ以外の場合でも電気技術者のもつ基礎知識として必要とされることから、しっかり勉強して欲しい。なお、火力発電と原子力発電の詳細は「発変電工学Ⅱ」で扱うことから、一貫して授業を受けることが望ましい。 |