2015年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 回路の過渡応答 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 戸田 健 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I32N |
クラス | A |
概要
学修到達目標 | 電気の過渡現象を理解することは、今後、学んでいく電気の専門分野での理解を深めるとともに、応用の基礎となる重要なことである。この過渡現象を解析するための方法としてラプラス変換法を習得し、各種回路の過渡応答やその応用について学び、理解を深める。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義で学んだことを演習、課題で復習させることで、過渡現象の理解度を高める。 |
履修条件 | 電気回路I・IIを受講していることが望ましい |
授業計画
第1回 | シラバスの確認。 ラプラス変換(1)ラプラス変換とは (2)基本的な関数のラプラス変換。 |
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第2回 | ラプラス変換(3)加法定理 (4)推移定理 |
第3回 | ラプラス変換(5)周期関数のラプラス変換 (6)導関数のラプラス変換 (7)積分関数のラプラス 変換 |
第4回 | ラプラス変換(8)複素微分定理 (9)複素積分定理 小テストによる理解度自己評価 |
第5回 | 逆ラプラス変換(1)逆ラプラス変換とは (2)基本的な関数の逆ラプラス変換 |
第6回 | 逆ラプラス変換(3)ヘビサイドの展開定理 (4)たたみ込みの定理 |
第7回 | 過渡現象とラプラス変換(1)過渡現象とは (2)初期値問題 |
第8回 | 前半の理解度評価テスト及び解説 |
第9回 | 過渡現象とラプラス変換(3)RL直列回路 (4)RC直列回路 |
第10回 | 過渡現象とラプラス変換(5)RLC直列回路 |
第11回 | 過渡現象とラプラス変換(6)正弦波交流回路 |
第12回 | 各種関数のラプラス変換(1)単位ステップ関数のラプラス変換 小テストによる理解度自己評価 |
第13回 | 各種関数のラプラス変換(2)周期関数のラプラス変換 |
第14回 | 各種関数のラプラス変換(3)単位インパルスのラプラス変換 |
第15回 | 後半の理解度評価テスト及び解説 |
その他
教科書 |
川村 雅恭 『ラプラス変換と電気回路』 コロナ社
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参考書 |
特に指定しない。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常点と定期試験の結果からS~Dの成績評価を行う。 |
質問への対応 | 随時対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室: お茶の水校舎6階C602号室 E-mail: toda.takeshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 09:00 ~ 17:00
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学生への メッセージ |
RLC回路の過渡応答は、電気工学の基礎となる再重要科目の1つです。電気工学科学生全員の履修が望まれます。 |