2015年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
| 科目名 | 電気機器Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 塩野 光弘 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I32P |
| クラス | A・B | ||
概要
| 学修到達目標 | 誘導機とは固定子巻線に交流電源を接続し，固定子側から電磁誘導作用によって電力を伝え て動作する電気機械である。誘導機として最も重要なのは誘導電動機である。すなわち，誘導電動機は他の電動機に比べて構造が単純で低価格であるため，現代社会で最も多用されている。ここでは誘導機の基礎理論について学ぶ。家庭用やごく小形の機器類に使われる電動機の大部分は単相誘導電動機と交流整流子機である。これらについても学ぶ。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
理解を深めるため，機器の立場から基礎に立ち返り説明する。また，適宜演習を行い，理解度を確認する。 |
| 履修条件 | 選択 電磁気学、電気回路、電気機器Ⅰを履修していることが望ましい |
授業計画
| 第1回 | 電気機器Ⅱの授業について概要説明 誘導機の原理 |
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| 第2回 | 誘導機の構造と回転磁界の発生（交流回転機の基礎） |
| 第3回 | 数式による回転磁界（進行波と同期速度） |
| 第4回 | 高調波磁界の低減 |
| 第5回 | 固定子，回転子の誘導起電力 |
| 第6回 | 固定子，回転子の電流 |
| 第7回 | 三相誘導電動機の等価回路 |
| 第8回 | 等価回路定数の決定 |
| 第9回 | 三相誘導電動機の特性 |
| 第10回 | 三相誘導電動機の始動法 |
| 第11回 | 三相誘導電動機の制動法 |
| 第12回 | 誘導電動機の速度制御 |
| 第13回 | 半導体電力変化装置による速度制御 |
| 第14回 | 単相誘導電動機の原理と始動 |
| 第15回 | まとめ |
その他
| 教科書 |
猪狩武尚著 『電気機械学』 コロナ社 2001年 第初版
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| 参考書 |
電気学会 『電気機器工学Ⅰ』 電気学会大学講座 オーム社 2012年 第22版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
成績の評価項目と評価基準は以下の通り． ①演習の評価：10％，②課題の評価：10％，③試験評価：80％ 以上３項目の評価を総合的に判断しＳ～Ｄの成績評価を行う． |
| 質問への対応 | 随時対応します．電話またはメールで連絡下さい．日時・場所を設定します． |
| 研究室又は 連絡先 |
電力・エネルギー工学研究室(駿河台校舎3号館2階320号室) shiono@ele.cst.nihon-u.ac.jp 03-3259-0773 |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 10:00 ～ 11:30
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| 学生への メッセージ |