微分積分学Ⅰ (I51B)

学修到達目標	微分，積分は現代の諸科学の基礎でありその応用分野は広範囲にわたっている。特に三角関数，逆三角関数，対数関数および指数関数は重要であり，これら関数の基本的な性質とその導関数および不定積分について学習する．
授業形態及び授業方法	内容の理解を深めるために，授業内容に伴った演習を取り入れた授業形態になる．
履修条件	なし

第1回	ガイダンス／微分の基本的事項（導関数の定義・基本公式・合成関数の微分）
第2回	三角関数の導関数
第3回	逆三角関数１（逆関数・逆関数の導関数・逆正弦関数・逆余弦関数・逆正接関数）
第4回	逆三角関数２（逆正弦関数の導関数・逆余弦関数の導関数・逆正接関数の導関数）
第5回	指数関数の導関数・対数関数の導関数（対数微分法）
第6回	微分の応用１（接線・法線・媒介変数表示・陰関数の微分）
第7回	微分の応用２（関数の増減・曲線の概形・方程式）
第8回	不定積分の計算１（基本公式・分数式の積分・無理式の積分）
第9回	不定積分の計算２（置換積分・部分積分）
第10回	不定積分の計算３（三角関数の積分）
第11回	不定積分の計算４（有理関数の積分）
第12回	不定積分の計算５（無理関数の積分）
第13回	定積分の計算１（置換積分・部分積分・漸化式）
第14回	定積分の計算２（面積・体積）
第15回	平常試験及びその解説

教科書	矢野健太郎、石原繁『微分積分(改訂版) 』裳華房 2006年第19版
参考書
成績評価の方法及び基準	第15回に実施する平常試験の評価(50%)と、適時実施する小テストの評価(50%)をもとに総合評価する．
質問への対応	授業中及び授業終了後教室内でに受け付けます。
研究室又は連絡先
オフィスアワー
学生へのメッセージ	演習を自分のペースで積極的に取り組むことを期待する．授業では取り上げない問題も取り組むようにしてほしい．授業中の私語はまわりの人々への非常な迷惑になりますし、教室の雰囲気を悪化させます．私語に対しては厳罰をもって対処します．→小テストおよび期末試験の得点から減点して私語の被害を被った人たちに分配します。

2015年 理工学部 シラバス - 電気工学科