2015年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | エレクトロニクス計測 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 小野 隆 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I52O |
クラス | A・B |
概要
学修到達目標 | 近年、エレクトロニクス技術を応用した計測技術が多くの産業分野で利用されている。この講義では、センシング・デバイス、計測システム、デ-タ処理など、エレクトロニクス計測の基礎と考え方の特徴を学び、併せて計測機器の原理、システム構成などについて理解する. |
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授業形態及び 授業方法 |
講義で学んだことをさらに演習、課題によって復習し、習熟度を高める. |
履修条件 | 選択, 電気計測を修得していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | 電気計測とエレクトロニクス計測の考え方 |
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第2回 | エレクトロニクス計測とは (1)エレクトロニクス計測の目的と特徴 (2)主な測定対象 |
第3回 | 計測方法I (1)計測原理の分類 (a)偏位法 (b)置換法 (c)零位法 |
第4回 | 計測方法II (1)計測システムの構成 (2)電気量の測定例 |
第5回 | ディジタル計測システムI (1)アナログ計測システムとディジタル計測システムの特徴と相違点 |
第6回 | ディジタル計測システムII (1)ディジタル計測の基礎 (2)自動計測システム |
第7回 | データ処理I (1)情報量の抽出 (2)ディジタル計測におけるデータ処理 |
第8回 | データ処理II (1)アナログ計測とディジタル計測における誤差とその評価 (2)データ通信の周波数スペクトル |
第9回 | 電気量への変換I (1)温度センサ (2)光センサ |
第10回 | 電気量への変換II (1)機械量センサ (2)磁気センサ |
第11回 | アナログ量の変換 (1)レベル変換 (2)周波数変換 (3)レベル-周波数変換 |
第12回 | アナログ-ディジタル変換 (1)ISOコード (2)標本化・量子化・符号化 |
第13回 | AD変換とDA変換 (1)追従比較形AD変換器 (2)逐次比較形AD変換器 (3)並列比較形AD変換器 |
第14回 | AD変換とDA変換 (4)直列比較形AD変換器 (5)二重積分形AD変換器 (6)DA変換器 |
第15回 | 理解度確認試験および解説 |
その他
教科書 |
都築泰雄 『電子計測(改訂版)』 コロナ社
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参考書 |
『特に指定しない』
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成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験75% 課題レポート等の評価25% |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎3号館321室 ono@ele.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 18:00 ~ 19:00 3号館研究室
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学生への メッセージ |
エレクトロニクス技術に関心があり、予習復習を欠かさず行い講義に出席する学生が望ましい。 電気計測を受講していること |