2015年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 分布定数回路 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 作田 幸憲 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J22E |
クラス |
概要
学修到達目標 | 近年から将来に向けて、コンピータや通信機器は高度化・高機能化のため、高周波数帯での 利用が不可欠になっている。特に、素子や回路の寸法が信号源周波数の波長と1/20より大きくなると、集中定数として扱うことができなくなるが知られている。 この講義では、高周波数帯の解析法である分布定数回路について勉強する。また、回路理論I・IIで扱わなかった相互誘導回路,また、地デジなどの高能率変調技術にも関係するフーリエ級数についても勉強する。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
講義を主体とし、理解を助けるため例題による勉強および演習を行う。 |
履修条件 | 「回路理論I・II」,「微分方程式」を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 相互誘導回路,2ポート回路とT形等価回路 |
---|---|
第2回 | ドットの規約 |
第3回 | 理想変成器を含む等価回路 |
第4回 | 相互誘導を用いた零回路 |
第5回 | 分布定数回路,波動方程式とその解 |
第6回 | 特性インピーダンス、伝搬定数 |
第7回 | 無限長線路,進行波 |
第8回 | 無ひずみ線路 |
第9回 | 一般負荷終端 |
第10回 | 線路共振 |
第11回 | 波の反射・透過,反射係数 |
第12回 | 定在波比,Sパラメータ |
第13回 | 非正弦周期波とフーリエ級数,調波成分の求め方 |
第14回 | 対称性の効果 |
第15回 | 調波分析の例 |
その他
教科書 |
川上正光 『改版基礎電気回路II』 コロナ社
川上正光 『改版基礎電気回路III』 コロナ社
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
定期試験によるが,演習・宿題等を勘案することがある。 |
質問への対応 | 基本的にいつでも対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
4号館 413室 ysakuta@ecs.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15
|
学生への メッセージ |