2015年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 電磁気学Ⅰ及び演習 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 岩田 展幸 | 履修期 | 後期 |
単位 | 3 | 曜日時限 | 水曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J31F |
クラス |
概要
学修到達目標 | 身近な電子機器の動作原理の根底にある電気・磁気の現象について学ぶ.電界・電位・電流および磁界について理解を深め,確かな問題解決力および問題発見力を養う. ※本科目はGP対応科目である. . |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
教科書を用いた講義を行い,適宜演習・宿題を行う.演示やグループ演習を行うことにより興味を促し,自ら取り組む力を養いつつ,興味や基礎に対する学問的な裏付けを理解する. . |
履修条件 | 必修 |
授業計画
第1回 | 電荷間に働く力,真空中の静電界(1): クーロンの法則/電界 ・電気力線 |
---|---|
第2回 | 真空中の静電界(2): 電位/電位差 |
第3回 | 真空中の静電界(3): ガウスの定理 |
第4回 | 真空中の静電界(4): 静電界中の導体 |
第5回 | 真空中の静電界(5): 電気力線の発散 |
第6回 | 真空中の静電界(6): ポアソン・ラプラスの方程式 |
第7回 | 電界中の誘電体(1): 分極現象/電気双極子/電気二重層/分極電荷 |
第8回 | 電界中の誘電体(2):電束密度/電束密度に関するガウスの定理 |
第9回 | 電界中の誘電体(3):誘電体を含む系での電界/電位 |
第10回 | 電界中の誘電体(4): 静電容量/多導体系の電位 |
第11回 | エネルギー:帯電している系のエネルギー/エネルギー密度 |
第12回 | 影像法 |
第13回 | 電流(1):電流/電流密度/オームの法則/抵抗率 |
第14回 | 電流(2):連続性/境界条件 |
第15回 | 磁界により受ける力: ベクトル場の回転/ローレンツ力/真空中の磁気的な場 |
その他
教科書 |
伊藤彰義 編著、中川活二、細野裕行、塚本新 共著 『図でよくわかる電磁気学』 コロナ社 2014年 第1版
|
---|---|
参考書 |
『理工系のための解く!電磁気学 (理工系のための解く!シリーズ)』 伊藤彰義, 中川活二 講談社 2010年 第1版
兵頭俊夫 『電磁気学』 裳華房
浜松芳夫 『ベクトル解析の基礎から学ぶ電磁気学』 森北出版
原康夫 『電磁気学(I)』 裳華房
志賀正幸 『材料科学者のための電磁気学入門』 内田老鶴圃
前野昌弘 『よくわかる電磁気学』 東京図書
いくつかある電磁気学の参考書から各自選択して所有することを強く勧める.
|
成績評価の方法 及び基準 |
宿題,演習,小テスト,定期試験により総合的に評価 |
質問への対応 | 随時、研究室にて対応 |
研究室又は 連絡先 |
岩田(401) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 09:00 ~ 13:10 4号館401室
火曜 船橋 09:00 ~ 14:50 4号館401室
|
学生への メッセージ |
丸暗記すると難しいが,自分で考えれば決して難しい内容ではない.基礎となる学問なので,良く理解できるよう応援する. |