オペレーティングシステム (J31L)

学修到達目標	Embeddedシステムに用いられるリアルタイムOSについてその構成法と基本技術について習得し、情報分野の即戦力となりえる実力を養う。
授業形態及び授業方法	座学を中心に基本技術を学び、簡易な計測システムをベースに応用力を養う。
履修条件	情報処理技術者試験「ITパスポート」を受験していることを推奨する。

第1回	ガイダンスオペレーティングシステムの目的と講義方法を伝える
第2回	オペレーティングシステムの歴史１計算機の創生時代におけるオペレーティングシステムとその後の発展を観る
第3回	オペレーティングシステムの歴史２制御用計算機のオペレーティングシステムと統合OSについて概要を学ぶ
第4回	ジョブ制御ジョブ制御プログラムの技術を学ぶ
第5回	タスク制御リアルタイムシステムにおけるタスクの概念とタスク制御処理について学ぶ
第6回	割り込み処理計算機における割り込み処理とタスク切り替えについて学ぶ
第7回	排他制御１メモリ利用時における排他制御の必要性とその技術について学ぶ
第8回	排他制御２共用サブプログラム利用時の排他制御とその技術について学ぶ
第9回	同期制御タスクの動きと同期制御について学ぶ
第10回	メモリ管理メモリ管理プログラムの方式について学ぶ
第11回	入出力処理デバイスドライバの概念と構成について学ぶ
第12回	ソフトウェア開発モデル１代表的な開発モデル
第13回	ソフトウェア開発モデル２ SLCPにおける各種ツール
第14回	ケーススタディ簡易なロボットシステムを対象にリアルタイムOS の利用を習得する
第15回	ケーススタディの結果の討論と到達度確認

教科書
参考書	エンベデッド技術者育成委員会『組込みシステム開発のためのエンベデッド技術』電波新聞社 2005年第3版
成績評価の方法及び基準	講義内容に対する理解度および到達度を判定する
質問への対応	歓迎
研究室又は連絡先	中村研究室　船橋443号室 nakamura.hideo@nihon-u.ac.jp
オフィスアワー	水曜船橋 12:00 ～ 13:00
学生へのメッセージ	講義を重視すること

2015年 理工学部 シラバス - 電子工学科