2015年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
| 科目名 | 回路理論のための基礎数学 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 大谷・佐伯 他 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | J33C |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 既に習得済みと思われる高等学校の範囲の数学について、回路理論Ⅰ・Ⅱを学ぶのに必要な部分を復習したうえで、回路解析に利用するためのアプローチを行う。 ※本科目は未来博士工房対応科目である。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
多くの教員とTAが参加し、寺子屋形式で理解度の向上に努める。単なる座学ではなく、あくまでも実践的な演習を中心に行う。講義内容は学生の理解度を把握しながら決める。 |
| 履修条件 | 専門基礎教育科目。選択科目だが【全員受講】のこと。 高等学校の数学に不安を感じる学生は必ず【習得】のこと。 |
授業計画
| 第1回 | 関数の微分 微分の定義、多項式の微分、基本公式 |
|---|---|
| 第2回 | 微分の応用1 可変抵抗の最大値 |
| 第3回 | 微分の応用2 電力最大の条件 |
| 第4回 | 行列と行列式 行列と行列式の計算,連立方程式を含む |
| 第5回 | 三角関数 三角関数の基本と加法定理の応用,正弦波関数の分解と合成 |
| 第6回 | 三角関数の微積分1 平均値、実効値の計算 |
| 第7回 | 三角関数の微積分2 フーリエ級数 |
| 第8回 | 複素数1 実数部と虚数部、複素数平面 |
| 第9回 | 複素数2 複素数の直交表示、極表示、指数表示と演算 |
| 第10回 | 複素数3 オイラーの公式とその導出 |
| 第11回 | 複素数の演算1 Z*I→Vの大きさと位相 |
| 第12回 | 複素数の演算2 Vinに対する任意回路のI,Vを求める。 |
| 第13回 | 複素数の演算3 ベクトル図,媒介変数(ω)表示,ベクトル軌跡 |
| 第14回 | 対数とデシベル 対数とデシベル デシベルとは。片対数グラフの使い方 |
| 第15回 | 平常試験およびその解説 |
その他
| 教科書 |
特に用いない。
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|---|---|
| 参考書 |
高木浩一/猪原哲/佐藤秀則/高橋徹/向川政治 『大学1年生のための電気数学』 森北出版 2006年
森武昭、大矢征 『電気電子工学のための基礎数学』 森北出版
このほか、各自で良いと思うものを利用のこと。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
平常点+試験。両方満足すれば合格。 |
| 質問への対応 | 随時各研究室にて。 オフィスアワーは、科目担当教員の別科目シラバスを参照のこと。 |
| 研究室又は 連絡先 |
大谷昭仁(414)、佐伯勝敏(432)、作田幸憲(413)、今池健(413)、金炯秀(1213) |
| オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:20 佐伯。その他科目担当教員の別科目シラバスを参照のこと。
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| 学生への メッセージ |
全員受講のこと。 |