2015年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
| 科目名 | 通信システム基礎 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 三枝 健二 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | J41H |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 高度情報化社会の到来に伴い，情報通信技術の重要性は増している．本講義では，その核をなす通信システムの基礎事項を理解することを目標とする． ここでは，特に無線通信に重きを置いた内容とする． |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
板書を基本とした講義形式を採用する． 4～5回の小テストを行い理解度をチェックする． |
| 履修条件 | 信号理論基礎，情報理論基礎を履修していることが望ましい． |
授業計画
| 第1回 | 講義内容の説明 この授業の重要性，位置付けを明確にし，これから通信工学基礎の授業でどのような ことを学ぶのかを説明する． |
|---|---|
| 第2回 | 通信の歴史 これまでの通信の経緯を紹介する． |
| 第3回 | 無線通信システムの基本構成 無線通信システムの基本構成を説明する． |
| 第4回 | 伝送信号 信号の波形と周波数スペクトラムおよび雑音について説明する． |
| 第5回 | アンテナ，電波伝搬 無線通信とアンテナ，電波伝搬（地上波，対流圏，電離層，衛星通信，移動通信）について説明する． |
| 第6回 | 振幅変調方式 振幅変調方式（AM）について説明する． |
| 第7回 | 角度変調方式 角度変調方式（周波数変調FM・位相変調PM）について説明する． |
| 第8回 | ディジタル符号変調方式 ディジタル符号変調方式（PCM）について説明する． |
| 第9回 | ディジタル変調方式１ ディジタル変調方式（ASK，FSK）について説明する． |
| 第10回 | ディジタル変調方式２ ディジタル変調方式（PSK）について説明する． |
| 第11回 | スペクトラム拡散通信方式 符号分割多元接続（CDMA）を可能とするスペクトラム拡散通信方式について説明する． |
| 第12回 | 直交周波数分割多重方式 直交周波数分割多重方式（OFDM）について説明する． |
| 第13回 | 多重伝送，多重アクセス 多重伝送と多重アクセスについて説明する． |
| 第14回 | 無線機器 無線機器の低雑音増幅器，大電力送信装置，半導体部品について説明する． |
| 第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
| 教科書 |
木村磐根 『通信工学概論』 オーム社 1998年 第1版
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|---|---|
| 参考書 |
授業の際提示する．
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| 成績評価の方法 及び基準 |
小テスト（20%），平常試験（80%）の総合評価 |
| 質問への対応 | 随時 |
| 研究室又は 連絡先 |
4号館435室，saegusa@ecs.cst.nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
火曜 船橋 09:00 ～ 10:30
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| 学生への メッセージ |