2015年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 無線通信工学 | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 細野 裕行 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J42N |
クラス |
概要
学修到達目標 | 電磁波を用いた通信の歴史はわずか100年程度であるものの, 今日の携帯電話の普及に見られるように, 無線通信は現在最も発展の著しい電子情報技術であり, 社会生活への影響は非常に大きなものとなっている。この講義において, 無線通信の基本的な概念と,実際用いられている無線電話,衛星通信,等について詳説する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義 レポート提出等 |
履修条件 | 選択 |
授業計画
第1回 | 無線通信工学概論 |
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第2回 | 無線通信の歴史 電磁気学と無線通信,携帯電話,等 |
第3回 | 電磁波の基本的性質 電磁波の放射,偏波,電磁波の記述,周波数の割当て |
第4回 | 無線通信路 電磁波伝搬のいろいろ,フェージング,シャドウイング,雑音と干渉 |
第5回 | フェージングの数学的表現 時変フィルターとしてのフェージング,フェージングの振幅特性,シャドウイング |
第6回 | 雑音の数学的表現 AWGN.狭帯域ガウス雑音 |
第7回 | 変復調方式 アナログ変調,アナログ信号のディジタル化の意義 |
第8回 | 線形ディジタル変調信号の基礎 発生,再生,スペクトル,信号点配置と信号点距離 |
第9回 | 線形ディジタル変調方式 DBPSK,QPSK,OQPSK,等 |
第10回 | 高速化のための技術 多値変調,OFDM |
第11回 | 多元接続技術 FDMA,TDMA,CDMA,等 |
第12回 | 無線通信システムのいろいろ 携帯電話システム,衛星通信システム |
第13回 | 自己相関関数と電力スペクトル密度 確定信号,不規則信号 |
第14回 | 平常試験および解説 |
第15回 | 無線通信の将来 講義の総括、および将来の無線通信技術の可能性と展望について述べる。 |
その他
教科書 |
『無線通信工学』 片山正昭 オーム社 2009年 第1版
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参考書 |
関連参考書随時紹介
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験で評価する. |
質問への対応 | オフィスアワーを軸に常時対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
2号館3階234A号室 e-mail: hhosono@ce.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 17:00 ~ 18:00
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学生への メッセージ |