基礎電磁気学 (J45B)

学修到達目標	２年次設置必修科目である電磁気学I及び演習，電磁気学II及び演習を修得するための基礎として重要な電磁気学の基礎となる部分の概念を理解することを目標とする。 ※本科目は未来博士工房対応科目である。
授業形態及び授業方法	講義内容の理解を深めるため，内容毎に小試験やグループワーク室での演習を行う。またその後，小試験の解説を行い，理解不足の部分を自分で把握し確かな実力に結びつける。
履修条件	電磁気学のための数学での講義内容、及び、高校生レベルの微分・積分・力学の知識

第1回	工学での微分・積分
第2回	面積積分・体積積分
第3回	工学での微分・積分，面積積分と体積積分に関する中間試験
第4回	工学での微分・積分，面積積分と体積積分　総合演習
第5回	ベクトル解析　勾配・発散
第6回	内積を用いた線積分、面積積分
第7回	ベクトル解析、内積を用いた線積分・面積積分に関する中間試験
第8回	ベクトル解析、内積を用いた線積分・面積積分に関する総合演習
第9回	力・クーロン力（直交座標、円柱座標、極座標での表記）
第10回	電界と電気力線
第11回	仕事・電位（直線経路、折れ線経路）　概念とベクトル演算
第12回	ガウスの定理　真空中　極座標系
第13回	ガウスの定理　真空中　円柱座標系、デカルト座標系
第14回	力・クーロン力、電界と電気力線、仕事・電位、ガウスの定理に関する中間試験
第15回	力・クーロン力、電界と電気力線、仕事・電位、ガウスの定理に関する総合演習

教科書
参考書	高木浩一，他『大学1年生のための電気数学－電気回路・電磁気学の基礎数学－』森北出版 2006年第1版伊藤彰義『図でわかる電磁気学』講談社サイエンティフィック 1996年第1版兵頭俊夫『考える力学』学術図書出版社伊藤彰義、中川活二『理工系のための解く！　電磁気学』講談社サイエンティフィック
成績評価の方法及び基準	小試験，定期試験
質問への対応	随時，各研究室にて対応
研究室又は連絡先	塚本(421)，岩田(401), 芦澤(422), 坂元(122A)
オフィスアワー	月曜船橋 12:30 ～ 13:10 4号館421室　塚本火曜船橋 12:00 ～ 13:00 4号館422室　芦澤水曜船橋 12:30 ～ 13:20 1号館122A室　坂元金曜船橋 14:00 ～ 16:00 4号館401室　岩田
学生へのメッセージ	質問はいつでも大歓迎です。積極的に授業に参加してください。

2015年 理工学部 シラバス - 電子工学科