数学演習Ⅰ (J52A)

学修到達目標	三角関数など初等関数の性質や微分積分の基本を演習を通して理解するとともに，微分積分学 I で必要な計算力を養う．
授業形態及び授業方法	微分積分学 I（１時限）の授業の内容と連動する．演習は教科書の問題か配布プリントの問題を通して行うが，基本的な問題については解答用紙に解答して提出することになる．
履修条件	微分積分学 I を受講していること．

第1回	教科書，参考書，単位取得に係わる説明およびこれからの授業に必要な予備知識の説明と確認
第2回	三角関数とその性質（加法定理および合成の公式を中心とする三角関数に関する演習）
第3回	三角関数の和のグラフおよび指数関数の性質（プリントの問題を用いて演習を行う）
第4回	複素数の極形式表示（プリントの問題を用いて演習を行う）
第5回	整式の微分（教科書の例題と問を用いて演習を行う）
第6回	積，商の微分（教科書の例題と問を用いて演習を行う）
第7回	合成関数の微分（教科書の例題と問を用いて演習を行う）
第8回	中間小テスト及びその解説
第9回	三角関数と逆三角関数（教科書の例題と問を用いて演習を行う）
第10回	三角関数，指数関数，対数関数の微分（教科書の例題と問を用いて演習を行う）
第11回	微分の応用（接線，法線，媒介変数表示について，教科書の例題と問を用いて演習を行う）
第12回	微分の応用（極大・極小について，教科書の例題と問を用いて演習を行う）
第13回	基本的な不定積分（教科書の例題と問を用いて演習を行う）
第14回	期末小テスト及びその解説
第15回	まとめの演習と重要事項の再確認

教科書	矢野健太郎，石原繁『微分積分』裳華房 2006年第19版
参考書
成績評価の方法及び基準	期末小テストの成績を 50％，中間小テストの成績，演習時における問題解答状況並びに提出する解答用紙の問題解答状況を平常点 50％　の配分で，GPA制度の基準に従って合否および優劣の評価を行う．ただし，S の評価は，微分積分学 I の評価も優秀であることが必要条件になる．また，この演習の評価は７割の出席が必要条件になる．
質問への対応	授業時間内およびオフィスアワーで対応する．
研究室又は連絡先	８号館４階８４８A
オフィスアワー	水曜船橋 15:00 ～ 16:00 金曜船橋 12:30 ～ 13:00
学生へのメッセージ	演習で扱う問題は何も見ないで解けるまで練習してください．

2015年 理工学部 シラバス - 電子工学科