制御工学 (J53E)

学修到達目標	前期の「制御理論」を受けて，後期では，フィードバック制御系の周波数応答，安定性，更には，設計法について勉強する。
授業形態及び授業方法	講義を主体とし、理解を助けるため例題による勉強および演習を行う。
履修条件	前期の制御理論を修得していること。

第1回	ガイダンス　前期「制御理論」と後期「制御工学」の学習について
第2回	システムの周波数応答　ゲイン特性と位相特性
第3回	ベクトル軌跡　積分系，1次系，2次系
第4回	ボード線図　積分系，1次系，2次系，ボード線図の性質
第5回	フィードバック制御系の安定性　内部安定性
第6回	フィードバック制御系の安定性　ナイキストの安定判別法
第7回	フィードバック制御系の安定性　ゲイン余裕，位相余裕
第8回	ロバスト性解析　不確かさとロバスト性
第9回	ロバスト性解析　ロバスト安定性
第10回	ロバスト性解析　制御性能のロバスト性
第11回	フィードバック制御系の設計法　設計手順と性能評価
第12回	フィードバック制御系の設計法　PID補償による設計
第13回	フィードバック制御系の設計法　位相進み-遅れ補償による設計
第14回	２自由度制御系
第15回	応用例

教科書	杉江俊治、藤田政之『フィードバック制御入門』コロナ社
参考書
成績評価の方法及び基準	定期試験によるが，演習・宿題等を勘案することがある。
質問への対応	基本的にいつでも対応します。
研究室又は連絡先	作田今池研究室：413室， 047-469-5598，ysakuta@ecs.cst.nihon-u.ac.jp
オフィスアワー	月曜船橋 12:15 ～ 13:15
学生へのメッセージ

2015年 理工学部 シラバス - 電子工学科