2015年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | 情報職業論 | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 倉田 政彦 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | K15A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 情報と職業の関わりや、情報に関する職業人としての在り方等、幅広い内容を取り扱います。はじめに情報化社会に至る歴史を展望し、情報社会・情報産業の実態について学びます。次に、企業・組織における情報の取り扱いについて、企業組織、人事・教育、知的財産といった視点から概観します。さらに社会人として知っておきたい情報・データの基本的な取り扱方法やプレゼンテーションの方法について学びます。最後に、各自がこれまでに体験したさまざまな社会活動に関わる事柄を題材にして、個別の発表を行い、討議、論評を行います。 |
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授業形態及び 授業方法 |
プロジェクタ、配布資料を使用する講義形式で実施する。適宜、講義の時間内に作成する小課題の提出を求める。講義後半には、社会や企業活動に関わる事柄を題材にして、個別の発表を行う。 |
履修条件 | 特段の予備知識を必要としないが、一般的な社会動向を把握しておくよう努めること。 |
授業計画
第1回 | オリエンテーション:本講義の狙い、講義内容、講義の進め方、評価方法について説明。基本知識を確認するためのアンケートを実施する。 |
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第2回 | 情報化社会の進展:情報化社会に至る歴史的展望。情報化にともなうビジネス環境の変化、情報化社会の課題について学ぶ。 |
第3回 | 日本経済の変遷と現状:我が国の経済状況の変遷、産業構造の変容・実態・現状について学ぶ。 |
第4回 | 情報に係わりの強い産業、職業:情報通信産業の現状、情報通信産業の人材の動向について学ぶ。 |
第5回 | 情報を活用している産業、職業:小売業、流通業、製造業などの身近な職業において、どのように情報を活用しているか考えてみる。 |
第6回 | 企業の仕組みと情報活用(1):企業活動の仕組みについて学ぶ。情報化にともなって組織がどのように変容するかについて考える。 |
第7回 | 企業の仕組みと情報活用(2):企業における人事考課、業績評価、企業内教育、資格 等について学ぶ。 |
第8回 | 社会が求める人材:若年層の就業状況、企業・組織が求める人材像を概観する。キャリア教育の必要性について学ぶ。 |
第9回 | 社会・企業活動における情報の取り扱い方法(1):ビジネスや学校において情報を伝え、理解させる方法論を学ぶ。 |
第10回 | 社会・企業活動における情報の取り扱い方法(2-1):ビジネスや学校における測定と評価に関する方法論を学ぶ。そのなかで量的データの取り扱い方法について学ぶ。 |
第11回 | 社会・企業活動における情報の取り扱い方法(2-2):ビジネスや学校における測定と評価に関する方法論を学ぶ。そのなかで質的データの取り扱い方法について学ぶ。 |
第12回 | 社会・企業活動における情報の取り扱い方法(3):ビジネスや学校における情報の構造的な把握法、表現方法について学ぶ。 |
第13回 | これまでの講義の中で実施した小課題の解説、個別の模範解答の例示、添削を行う。 |
第14回 | 個別発表の方法の説明.各自がこれまでに体験したさまざまな社会活動に関わる事柄を題材にして、個別の発表を行い、討議、論評を行う。 |
第15回 | 各自がこれまでに体験したさまざまな社会活動に関わる事柄を題材にして、個別の発表を行い、討議、論評を行う。レポート課題の提出 |
その他
教科書 | |
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
成績評価は講義中に示す課題に関するレポートの評価得点(評価配分:80%)に、講義中に行う小課題の提出状況、内容(20%)を加味して行う。レポートは2つの課題を示すのでそのうちの1つについて最終講義までに提出する。レポートの評価視点は、1)内容が提示した課題にそったものであるか、2)論理的な記述であるか、3)独自の視点が述べられているか、とする。レポートの書き方については講義の中で説明する。 |
質問への対応 | 講義時間前の1時間、非常勤講師室において質問に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |