2015年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | 回路理論Ⅱ | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 細野 裕行 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K22B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 回路理論は電気回路によるシステムの創造・設計・分析を目指すものに不可欠な科目である.交流の受動回路を代数学・微分方程式・記号法を用いて解析し,回路の特性や現象を理解する. |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式で,必要に応じて演習を行なう. |
履修条件 | 回路理論Ⅰを履修していることが望ましい。 数学,特に複素数,三角関数の理解度に不安のある学生は自習し,十分に理解しておくこと。 |
授業計画
第1回 | 正弦波電圧(電流)源,抵抗Rのみの回路 |
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第2回 | 交流回路の微分方程式による解法1 キャパシタンスCのみの回路,RC直列回路 |
第3回 | 交流回路の微分方程式による解法2 インダクタンスLのみの回路,RL直列回路,RLC直列回路 |
第4回 | 複素数と記号法1 電圧,電流,回路素子の複素表現 |
第5回 | 複素数と記号法2 インピーダンスZとアドミタンスY,キルヒホッフの法則 |
第6回 | 複素数と記号法3 代数方程式の解法による閉路方程式,節点方程式 |
第7回 | 複素数と記号法4 重ねの理,相反定理,テブナンの定理 |
第8回 | 実効値と交流電力,位相差 |
第9回 | 複素電力 有効電力、無効電力、皮相電力、力率 |
第10回 | RL回路,RC回路 伝達特性、周波数解析 |
第11回 | コイルLとコンデンサCの実際,選択度(尖鋭度)Qとtanδ,RLC直列共振回路,RLC並列共振回路 |
第12回 | 直流と交流の重ね合わせ,ひずみ波交流のフーリエ級数展開 |
第13回 | 2端子対回路網1 インピーダンス行列,F行列 |
第14回 | 2端子対回路網2 影像パラメータ,行列演算と縦続接続表現 |
第15回 | 総合演習と実力確認 |
その他
教科書 |
川上正光 『改訂版 基礎電気回路I』 コロナ社
「回路理論Ⅰ」で用いた教科書を継続使用する。
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参考書 |
川上正光 『基礎電気回路例題演習』 コロナ社
「回路理論Ⅰ」で用いた参考書を継続使用する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験で判断し,小テスト・演習・課題提出等を参考とする。 理解度を重視し,一過性の暗記では評価しない。 |
質問への対応 | 歓迎 |
研究室又は 連絡先 |
細野裕行(船橋校舎2号館234A号室) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 17:00 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
前期の「回路理論Ⅰ」を必ず履修すること。 |