2015年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | セラミックス化学 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 西宮 伸幸 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L12W |
クラス | 共通 |
概要
学修到達目標 | セラミックス工業の中で重要な地位を占める省資源・省エネルギー型セメントを題材として、セラミックス化学の根本にある組成-構造-性質の相互関係を明らかにするキャラクタリゼーションについて学び、そのやりかたを各種セラミックスに適用して、セラミックス化学の全体像を把握する。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
指定の教科書の内容を中心に講述し、応用展開をはかる。 |
履修条件 | 無機化学の基礎。 |
授業計画
第1回 | セラミックス工業とセメント工業 |
---|---|
第2回 | セラミックス原料とセメント原料 |
第3回 | セメントの使われ方とコンクリートの材料化学 |
第4回 | 建築用材料および土木工事用材料の進歩 |
第5回 | セメント製造工程とファインセラミックスの製造工程 |
第6回 | セメントの固体化学的基礎 (1) |
第7回 | セメントの固体化学的基礎 (2) |
第8回 | セメントの固体化学的基礎 (3) |
第9回 | ポルトランドセメントの水和反応とトポケミストリー |
第10回 | クリンカー鉱物の結晶構造と水和反応 |
第11回 | 各種セメント化合物の水和反応 |
第12回 | 水酸化カルシウムと酸化カルシウム |
第13回 | セメントの凝結と硬化 |
第14回 | 固気反応のダイナミクス |
第15回 | 理解度確認 |
その他
教科書 |
荒井康夫 『セメントの材料化学』 大日本図書 1990年 第2版
|
---|---|
参考書 |
なし
|
成績評価の方法 及び基準 |
出席を前提に、レポート30%、理解度確認試験70% |
質問への対応 | 授業終了後,教室で対応 |
研究室又は 連絡先 |
無機材料化学研究室 nishimiya.nobuyuki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 13:00 ~ 17:00
|
学生への メッセージ |
「セメントを学ぶ」のではなく、「セメントで学ぶ」ということを意識してほしい. |