2015年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 分析化学Ⅰ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 櫻川 昭雄 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 月曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L13N L14M |
クラス | A 、 B |
概要
学修到達目標 | 物質を構成する成分の種類や含有量を明らかにするため化学分析が行なわれるが,その理論を追求するのが分析化学である。溶液内の諸反応における化学量論ならびにその平衡についての基礎を学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書を解説すると共に,板書を中心とした講義形式で行なう。 なお,出席をかねた演習を時々実施する。 |
履修条件 | 基礎無機化学および高校の分析化学に関した内容を理解しておくこと。 |
授業計画
第1回 | 化学における分析化学の存在位置および学習内容の説明 |
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第2回 | 溶液の濃度,化学反応と化学平衡 |
第3回 | 分析化学に用いられる数値の取り扱い |
第4回 | 水溶液と化学平衡,溶媒としての水の役割、活量と活量係数 |
第5回 | デバイーヒュッケルの式とイオン強度 |
第6回 | 沈殿生成平衡(溶解度積の計算) |
第7回 | 演習(1)と解説(1) |
第8回 | 酸・塩基平衡(酸・塩基の濃度を求める理論式) |
第9回 | 溶液内での電荷収支と物質収支 |
第10回 | 弱酸および弱塩基のpH計算、弱酸の塩および弱塩基の塩のpH計算 |
第11回 | 演習(2)と解説(2) |
第12回 | 低濃度の強酸のpH計算 |
第13回 | 緩衝作用と緩衝液のpH計算 |
第14回 | 多プロトン酸のpH計算 |
第15回 | 演習(3)と解説(3) |
その他
教科書 |
本水 他 『基礎教育シリ-ズ・分析化学(基礎編)』 東京教学社 2010年 第1版
講義のとき,教科書を必ず持参すること。
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参考書 |
『分析化学演習』 東京教学社 2004年 第3版
本水 他 『基礎教育シリーズ 新版 分析化学実験』 東京教学社 2012年 第2版
講義のときに指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験(80%)及び授業内で行う演習や受講態度(20%)。 |
質問への対応 | 講義終了後に質問の時間をとる。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎2号館237室 E-mail:sakuragawa.akio@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:30 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
社会では大学で化学を学んだ者として、常識的に理解している内容と考えられていることが多い範囲の教科なので、その辺りをよく踏まえて授業に参加すること。 |