2015年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 資源環境工学 | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 角田 雄亮 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L13T |
クラス | 共通 |
概要
学修到達目標 | 工学技術を実践するとき、それが資源と環境に及ぼす影響に配慮することは必須である。本講では、資源の変換と後始末の問題、すなわちこれを適正に処理するために必要な知識を学習し、担当業務との関連性および適用性について考察する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
受講生が工学技術の実務につくことを想定し、担当業務における資源と環境の問題について講義する。 |
履修条件 | 地球環境科学(学部)、環境化学(学部)、エネルギー資源化学(学部)のうち1科目以上を習得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | エネルギー環境工学の概要 経済発展、資源の確保、環境保全の問題(トリレンマ) |
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第2回 | エネルギー資源とその利用状況 |
第3回 | エネルギー問題(石油、石炭) |
第4回 | エネルギー問題(天然ガス、火力発電) |
第5回 | 環境問題(大気) 法制度、温暖化、二酸化炭素の固定化 |
第6回 | 環境問題(大気、水質) オゾン層破壊、NOx、SOx、下水 |
第7回 | 環境問題(水質、土壌) 飲料水の浄化、重金属汚染 |
第8回 | エネルギー対策(自然エネルギー) |
第9回 | エネルギー対策(省エネルギー・核エネルギー) |
第10回 | 環境対策(LCAの基礎) |
第11回 | 環境対策(LCAの実際) |
第12回 | 環境対策(LCAの演習) |
第13回 | ガイア仮説 |
第14回 | 平常試験 |
第15回 | 平常試験の解説とまとめ |
その他
教科書 |
教科書は使用せず、パワーポイントと板書を用いる。
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参考書 |
『資源・エネルギー工学要論』 世良 力 東京化学同人 2013年 第3版
『環境科学要論』 世良 力 東京化学同人 2011年 第3版
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験結果 |
質問への対応 | 授業中外を問わず、随時対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
2号館3階231A号室 Tel. 03-3259-0807 Fax. 03-3259-0808 E-mail kakuta.yusuke@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:30 ~ 17:30 2号館231A室
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学生への メッセージ |
工学技術者の実務に、それが資源・環境に及ぼす配慮を想定しながら受講すること。 |