2015年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
| 科目名 | 有機化学Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 青柳 隆夫 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 火曜2 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L21M L22M |
| クラス | A 、 B | ||
概要
| 学修到達目標 | ①芳香族性が説明できる ②芳香族求電子置換反応を説明できる ③芳香族求電子置換反応における置換基効果が説明できる ④鏡像異性体・ジアステレオマー・キラル・ラセミ体・メソ体の説明ができる ⑤R/S表示法をマスターする ⑥芳香族化合物・ハロゲン化アルキルの命名ができる ⑦求核置換反応(SN1,SN2反応)と脱離反応(E1,E2反応)の説明ができる ⑧アルコール・フェノール・エーテルの命名法・性質・合成方法・反応が説明できる |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で行う.復習のための演習問題を課す.また,講義中に分子模型を使用するので,持っていない場合は購入しておくことが望ましい |
| 履修条件 | 有機化学Iの内容を理解していること |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス 芳香族化合物(1):ベンゼンの構造・芳香族性・芳香族化合物の命名法 |
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| 第2回 | 芳香族化合物(2):芳香族求電子置換反応 |
| 第3回 | 芳香族化合物(3):Friedel-Crafts反応,芳香族求電子置換反応における置換基効果 |
| 第4回 | 芳香族化合物(4):芳香族化合物の酸化・還元,非ベンゼン環および多環式化合物の芳香族性 |
| 第5回 | 立体化学(1):分子の対掌性,光学活性,比旋光度 |
| 第6回 | 立体化学(2):立体配置表示順位則(R/S表示法),鏡像異性体とジアステレオマー,メソ化合物 |
| 第7回 | 前半講義のまとめ |
| 第8回 | ハロゲン化アルキル(1):命名法,製法,Grignard試薬 |
| 第9回 | ハロゲン化アルキル(2):求核置換反応,2分子求核置換反応(SN2反応) |
| 第10回 | ハロゲン化アルキル(3):1分子求核置換反応(SN1反応),脱離反応(E1,E2反応) |
| 第11回 | ハロゲン化アルキル(4):反応性のまとめ |
| 第12回 | アルコール,フェノール,エーテル(1):命名法,性質 |
| 第13回 | アルコール,フェノール,エーテル(2):アルコールの合成・反応,フェノールの合成・反応 |
| 第14回 | アルコール,フェノール,エーテル(3):エーテルの合成・反応,エポキシドの反応 |
| 第15回 | 後半講義のまとめ |
その他
| 教科書 |
John McMurry 『 マクマリー 有機化学(中)』 東京化学同人 2013年 第8版
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|---|---|
| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準 |
全講義回数の4/5以上の出席者に対して、演習問題(10%)、中間試験(45%)、定期試験(45%)の成績で評価する |
| 質問への対応 | 授業終了後,随時対応する.研究室への訪問,E-mailでの問い合わせでもよい |
| 研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎2号館 高分子合成研究室 aoyagi.takao@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 14:00 ~ 18:00
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| 学生への メッセージ |
有機化学の知識を修得する為には,自分で描いてみること,問題を解く練習をすることが不可欠である.また,分子模型を組み立ててみることも効果的である. 授業中の私語・携帯電話を禁止する. |