2015年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | グリーンケミストリー | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 梅垣 哲士 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L24O |
クラス | 共通 |
概要
学修到達目標 | 化学技術の発展は、多くの医薬品、農薬、プラスチック等の化成品を生み出し、我々の生活を便利に、また豊かにしてきた。しかし、その反面で化学薬品の生体への影響や地球レベルでの環境汚染は、深刻な社会問題となってきている。このような環境汚染を根本的に解決するために、新しい化学の方法論であるグリーンケミストリーが提案され、注目されている。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義 |
履修条件 | グリーンケミストリーに属する技術は、化学全般にわたっています。これまでに受けてきた講義の内容を思い出しつつ講義に臨んでください。 |
授業計画
第1回 | 概論 化学と環境。将来の快適な地球環境を実現するために |
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第2回 | グリーンケミストリーとは |
第3回 | 原料をなるべく無駄にしない形の合成 |
第4回 | 触媒反応を目指す |
第5回 | 省エネルギーによる環境負荷の低減(1)―マイクロ波の利用 |
第6回 | 省エネルギーによる環境負荷の低減―超音波の利用 |
第7回 | 補助物質の削減と無害化(1)超臨界流体の利用・水溶媒の利用 |
第8回 | 補助物質の削減と無害化(2)水溶媒の利用 |
第9回 | 補助物質の削減と無害化(3)大気汚染物質の削減(1) |
第10回 | 補助物質の削減と無害化(4)大気汚染物質の削減(2) |
第11回 | 補助物質の削減と無害化(4)地球温暖化 |
第12回 | 安全な分子をデザインする |
第13回 | リサイクル |
第14回 | 環境中で分解するような製品の開発 |
第15回 | 再生可能な資源 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
P.T.Anastas & J.C.Warner著(渡辺 正、北島 昌夫訳) 『『グリーンケミストリー』』 丸善 1999年
吉村 忠与志、西宮 辰明、本間 善夫、村林 眞行著 『『グリーンケミストリー ゼロ・エミッションの化学をめざして』』 三共出版 2001年
御園生 誠、村橋 俊一編 『『グリーンケミストリー―持続的社会のための化学』』 講談社サイエンティフィク 2002年
レイチェル・カーソン著 『『沈黙の春』』 新潮社 1998年
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成績評価の方法 及び基準 |
課題および試験で評価する |
質問への対応 | 適宜受け付ける |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎2号館 1F 212号室 E-mail: umegaki.tetsuo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 09:30 ~ 18:00
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学生への メッセージ |