2015年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 物理化学Ⅱ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 清水 繁 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L41M L42N |
クラス | A 、 B |
概要
学修到達目標 | 気体の諸性質を理想気体と実在気体の違いから学ぶ。また化学反応を量論的に理解するため反応速度について学び、そして化学反応における速度式を導入する方法を考察する。さらに化学反応の平衡状態を理解して、化学変化の方向性について解析する. |
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授業形態及び 授業方法 |
講義を中心に進める. |
履修条件 | 物理化学Iを履修済みであることが望ましい. |
授業計画
第1回 | 気体の性質(1) 気体の諸法則 |
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第2回 | 気体の性質(2) 理想気体のモデル |
第3回 | 気体の性質(3) マクスウェル-ボルツマンの速度分布則,気体拡散の法則 |
第4回 | 気体の性質(4) 実在気体,ファンデルワールスの状態式 |
第5回 | 気体の性質(5) 臨界状態, 対応状態の法則 |
第6回 | 化学反応速度(1) 化学反応の速度と定義 |
第7回 | 化学反応速度(2) 1次反応と2次反応 |
第8回 | 化学反応速度(3) 素反応と複合反応 |
第9回 | 化学反応速度(4) 反応の温度依存性とアレニウスプロット |
第10回 | 化学反応速度(5) 衝突理論,遷移状態理論 |
第11回 | 化学平衡(1) 化学平衡の法則と平衡定数 |
第12回 | 化学平衡(2) 均一気相系,均一液相系 |
第13回 | 化学平衡(3) 不均一系 |
第14回 | 化学平衡(4) 平衡の移動,温度による平衡定数の変化 |
第15回 | 理解度確認およびその解説 |
その他
教科書 |
真下清 ら 『物理化学入門』 東京教学社 2011年 第2版
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参考書 |
特に指定しない.物理化学の教科書は,多数出版されているので必要ならば自分にあった書籍を参考に.
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験および演習 |
質問への対応 | 授業中及び授業後教室内で受ける。 |
研究室又は 連絡先 |
2号館225室. e-mail: shimizu.shigeru@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 13:20 ~ 14:50 2号館225室
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学生への メッセージ |
オフィスアワーの時間にかかわらず,質問等は研究室で受ける. |