2015年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 生命科学Ⅲ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 鈴木 佑典 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L41O L42P |
クラス | A 、 B |
概要
学修到達目標 | 生体の恒常性維持機構, 分子生物学等の幅広い知識の習得を目的とする. また, 様々な疾患との関係をしっかりと理解する. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書及びパワーポイントを使用した授業を行う. |
履修条件 | 高校で生物を履修していないものは, 高校の教科書あるいは参考書を入手しておくことが望ましい. |
授業計画
第1回 | 「ガイダンス」生命化学IIIの概論と評価方法について. 「人体の構成」人体の構成を理解し, 説明できる. |
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第2回 | 「内分泌1: ホメオスタシスの維持機構」 人口動態,健康寿命,細胞の様々な情報伝達様式を理解し,説明できる. |
第3回 | 「内分泌2: ホルモン及び生理活性物質の種類と作用機序」 各種ホルモン及び生理活性物質に関して理解し, 基本構造とその作用機序に関して説明できる. |
第4回 | 「内分泌3: 内分泌疾患」 代表的な内分泌疾患の発症機序,治療法に関して理解し,説明できる. |
第5回 | 「ビタミンと補酵素1」 各種ビタミン及び補酵素の構造と作用機序を理解し, 説明できる. |
第6回 | 「ビタミンと補酵素2」 ビタミンAの構造および機能と視覚機構について理解し,説明できる. |
第7回 | 「ビタミンと補酵素3」 ビタミンB群およびCの構造と機能を理解し,説明できる. |
第8回 | 「ビタミンと補酵素4」 脂溶性ビタミンとミネラルの構造と機能を理解し,説明できる. |
第9回 | 「エピジェネティクス1」 エピジェネティクス概論,セントラルドグマと分子生物学. |
第10回 | 「エピジェネティクス2」 ノンコーディングRNAについて理解し,説明できる. |
第11回 | 「エピジェネティクス3」 DNAメチル化について理解し,説明できる. |
第12回 | 「エピジェネティクス4」 ヒストン修飾および核内微小構造について理解し,説明できる. |
第13回 | 「エピジェネティクス5」 転写因子について理解し,説明できる. |
第14回 | 「エピジェネティクス6」 ゲノムインプリンティングについて理解し,説明できる. |
第15回 | 「エピジェネティクス7」 インスレーター,トランスポゾン,および遺伝子重複について理解し,説明できる. |
その他
教科書 |
秋久・長田 『『生体分子化学』 』 共立出版 2008年 第2版
必要に応じて参考資料を配布する.
ガイダンス時に指示する.
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
定期試験により評価する. また,授業態度,提出物,学習意欲も評価の対象とします. |
質問への対応 | 基本的には,授業時間中と終了直後に対応.メールと訪問も可. |
研究室又は 連絡先 |
物質応用化学科 物質生命化学研究室(駿河台校舎2号館2階228A室) E-mail: suzuki.yuusuke@nihon-u.ac.jp Tel: 03-3259-0793 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 18:00 ~ 19:00
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学生への メッセージ |
生命科学が社会でどのように応用されているのかを一緒に学んでいきたいと思います. やる気のある学生諸君と共に考え共に学ぶのを楽しみにしています. やる気のない(騒がしい)者には退出を命じます. |