2015年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
| 科目名 | 特別実験 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 4年 |
| 担当者 | 西宮 他 | 履修期 | 年間 |
| 単位 | 4 | 曜日時限 | 土曜4 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L64N |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 医学・薬学・醸造・食品・環境などの分野で多彩な役割を演じている微生物を主な材料とした実験を通して,生命とは何かという概念を,物質面(構造)と機能面から化学の言葉で体系的に理解するとともに,その利用に必要な考え方や知識を習得する.また,種々の分析機器の原理や使用方法を身につける. |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
環境微生物研究室において教員の指導の下で,微生物の培養や生物の飼育,タンパク質やアミノ酸や糖質等の分析や抽出・精製,酵素活性測定,遺伝子の抽出や組換え等の実験を行う. |
| 履修条件 | 基礎生命科学の内容を必ず身につけておくこと.基礎有機化学,基礎無機化学,生命科学I・II・III,分子生物学を習得していることが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | 実験講義:モル濃度,pH,緩衝液(1) |
|---|---|
| 第2回 | 実験講義:モル濃度,pH,緩衝液(2) |
| 第3回 | 実験講義:アミノ酸,タンパク質,酵素 |
| 第4回 | 実験講義:核酸と遺伝子 |
| 第5回 | 実験講義:細胞と代謝 |
| 第6回 | 天秤,遠心分離器,pHメータ,分光光度計の使い方 |
| 第7回 | 緩衝液と基質の作成 |
| 第8回 | タンパク質の抽出1 |
| 第9回 | タンパク質の抽出2 |
| 第10回 | タンパク質の精製1 |
| 第11回 | タンパク質の精製2 |
| 第12回 | タンパク質の精製3 |
| 第13回 | タンパク質の精製4 |
| 第14回 | タンパク質の精製5 |
| 第15回 | タンパク質の精製6 |
| 第16回 | 酵素活性の測定1 |
| 第17回 | 酵素活性の測定2 |
| 第18回 | 酵素活性の測定3 |
| 第19回 | 酵素活性の測定4 |
| 第20回 | タンパク質の紫外部可視部スペクトル測定1 |
| 第21回 | タンパク質の紫外部可視部スペクトル測定2 |
| 第22回 | タンパク質の紫外部可視部スペクトル測定3 |
| 第23回 | 遺伝子の抽出1 |
| 第24回 | 遺伝子の抽出2 |
| 第25回 | 遺伝子の定量と電気泳動 |
| 第26回 | タンパク質の電気泳動1 |
| 第27回 | タンパク質の電気泳動2 |
| 第28回 | 遺伝子のPCR |
| 第29回 | 遺伝子のシーケンシング |
| 第30回 | 相同性解析 |
その他
| 教科書 | |
|---|---|
| 参考書 |
秋久・長田編 『生体分子化学』 共立出版 2008年 第2版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
研究従事時間,実験態度,実験量,結果のまとめ方・考察の内容,報告会での発表と質問回数等により評価する。 |
| 質問への対応 | 随時、できるだけ平易にかつ丁寧に対応する。 |
| 研究室又は 連絡先 |
西村:nishimura.katsushi@nihon-u.ac.jp,船橋836室,駿河台228B室,谷川:駿河台203室,tanigawa.minoru@nihon-u.ac.jp, 小田:駿河台203室,oda.mayumi@nihon-u.ac.jp(注:メール送信時には@を@に代えてから送信して下さい) |
| オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:10 ~ 13:10 西村
金曜 駿河台 09:30 ~ 12:00 谷川,小田
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| 学生への メッセージ |
じっくり調べ,じっくり考え,自分の手で実験し,自分の目で耳で鼻で感じて,誰も知らない現象を発見しましょう! いっしょに学ぶことを楽しみにしています. |