2015年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 物理学特殊講義Ⅰ | ||
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設置学科 | 物理学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 高橋 努 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M11M |
クラス |
概要
学修到達目標 | 各自の物理学科卒業後,物理学専攻修了後の進路について考える.大学院進学、就職(大学院進学後の就職を含む)に向けて今何をすべきか目標設定をする。研究現場(卒業研究,大学院特別研究)や働く現場(就職)を想定して,物理学で学ぶ知識やスキルがどのように役立ち,物理学を学んでいることの強みを理解する.これまでに修得した科目やこれから修得する科目が,卒業研究で学ぶ分野とがどのように結びついていくかを考える.これらの理解を通して,物理学科で学ぶことによって開ける将来を展望し自らのキャリアデザイン創造することを目的とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式,個人ワーク,グループワーク等の様々な形態を取り入れて行なう.自分やグループで行なう作業内容について発表したり.他人の発表を聞くことを通して他人とのコミュケーション能力を向上して行く機会を至る所に取り入れるとともに客観的な評価を体験するような場面を取り入れていく. |
履修条件 | 物理学インセンティブ・物理学スタディスキルズを履修していることが望ましい。また,1年生,2年生を対象にして行なわれる.就職指導課主催で行なわれるキャリアデザイン支援講座などを受講していると講義内容を理解し易い. |
授業計画
第1回 | 卒業後の進路決定のスケジュールとキャリアデザイン. ①社会で活きるとは?将来をイメージする.(正社員,派遣社員,フリータ-の違いは何) ②物理学科,物理学専攻の求人情報から将来の可能性を考えよう.業界・業種を考える.(業界研究の方法) |
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第2回 | 物理学を活用しながら活きる分野を考えよう1 企業に就職する場合 |
第3回 | 物理学を活用しながら活きる分野を考えよう2 公務員として働く場合/教員として働く場合 |
第4回 | 「日本のエネルギー問題」を題材に,社会と物理学の関係,学びの意味を考える.(第1回) ①「エネルギー問題を考える視点」から自分の履修科目と社会のつながりを考える. 将来の目標と学びの関係を考える. |
第5回 | 「日本のエネルギー問題」を題材に,社会と物理学の関係,学びの意味を考える.(第2回) ①「日本のエネルギー問題を解決する方法を考える」個人レポート・プレゼンテーションを作成する。 |
第6回 | 「日本のエネルギー問題」を題材に,社会と物理学の関係,学びの意味を考える.(第3回) ①個人レポート・プレゼンテーションをグループに分かれて発表する。プレゼンテーションを体験する。 |
第7回 | 「日本のエネルギー問題」を題材に,社会と物理学の関係,学びの意味を考える.(第4回)①個人レポート・プレゼンテーションのグループ発表を元に、グループの意見をまとめて発表資料を作成しよう。グループワークを体験する。 |
第8回 | 「日本のエネルギー問題」を題材に,社会と物理学の関係,学びの意味を考える.(第5回)①グループワークの結果を元に、グループ意見を発表しよう。 |
第9回 | 社会が求める人材(コンピテンシーと社会人基礎力) ①コンピテンシーを理解しよう!コンピテンシー診断の結果から,自分が持っている,足りない社会人基礎力を理解し,自己分析をしてみよう.社会に出る時に必要な力は?専門(物理学)の知識,スキルだけでよいのか?) ②どのようにして,社会で必要な力の身につけることができるか! 大学生活を充実させよう(学習と課外活動,充実計画) |
第10回 | 個人ワーク 自分の将来に付いて考えよう.その夢を他人に伝えよう. (大学院に進学する。企業で働く。公務員になる。教員になる。)レポートの作成する。 |
第11回 | 個人ワークでまとめたレポートをグループに分かれて発表しよう. (大学院に進学する、企業で働く、公務員になる、教員になる、に分かれて個人ワークの内容を発表しよう.) |
第12回 | グループワーク「それぞれの進路・分野でどんな知識,スキル,社会人基礎力が必要か?それらが自分たちに身に付いているか考えてみよう」 |
第13回 | 自分のキャリアデザインマップを作成しよう.卒業研究配属までに何にチャレンジするか考えよう. レポートにまとめ,その内容をプレゼンテーションしよう. |
第14回 | 第13回の課題に関する発表会1 みんなの話を聞き,自分の考えを発表しよう.発表者の内容を理解し批評しよう. |
第15回 | 第13回の課題に関する発表会2 みんなの話を聞き,自分の考えを発表しよう. 発表者の内容を理解し批評しよう. |
その他
教科書 |
『物理学インセンティブ・スタディスキルズテキスト/物理学科案内』 物理学科 2014年 第1版
小西晢之 『エネルギー問題の誤解 いまそれを解く エネルギーリテラシーを高めるために』 化学同人 2013年 第1版
教科書は入学時に配布のものを用いる。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
毎時間課されるコメントカード・アンケート,ワークブックの作業内容および成果物(30点満点) および第4回から第8回までの個人・グループ発表の評価(35点),第10回から第15回に行う個人・グループワーク,発表会の提出成果物, 発表内容,発表態度(35点)などを総合的に判断する。 |
質問への対応 | 授業時間及びオフィースアワーで質疑応答を行う。 |
研究室又は 連絡先 |
高橋努:7号館2階721B室 takahashi.tsutomu@nihon-u.ac.jp 内線897 |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ~ 13:20
金曜 駿河台 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
授業計画については、前後入れ替える可能性があるので、掲示板およびCSTポータルを必ず確認すること |