2015年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 物理学スタディ・スキルズ | ||
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設置学科 | 物理学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 高橋・糸井 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | M12A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 物理を学ぶ上で大変重要となる、微分方程式、ベクトル、複素数、級数展開、多変数関数について、講義および演習を通して自在に扱えるようにする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式の基礎数学講義をクラス全体で行い、同内容の演習を少人数のグループに分かれて行う。これを概ね隔週で行って、授業の理解を深める。少人数のグループ分けや使用教室・担当教員については、第一回の授業で指示する。また中間試験、期末試験を行う。 |
履修条件 | 高校で学習する微積分やベクトルの知識が必要である。 |
授業計画
第1回 | コンピテンシー診断 成果につながる行動特性であるコンピテンシーを理解し,診断を通して自分が持っている優れた行動特性や苦手な部分を認識する.個人ワークやグループワークを通して自分自身を理解する.大学生活を通して,コンピテンシーを育むし手法を学ぶ. |
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第2回 | 基礎数学講義1「1階微分方程式」:微分方程式とは何か、また物理学におけるその利用について学ぶ |
第3回 | 少人数演習1:基礎数学講義1の内容について、問題演習を行う |
第4回 | 基礎数学講義2「オイラーの公式」:複素数を扱う際に導入することで、展開など便利に表すことができる |
第5回 | 少人数演習2:基礎数学講義2の内容について、問題演習を行う |
第6回 | 基礎数学講義3「2階微分方程式(I)」:物理の基本問題としてよく扱われる、2階線形同次微分方程式までを学ぶ |
第7回 | 少人数演習3:基礎数学講義3の内容について、問題演習を行う |
第8回 | 中間試験およびその解説 |
第9回 | 基礎数学講義4「2階微分方程式(II)」:2階線形非同次微分方程式までを学ぶ |
第10回 | 少人数演習4:基礎数学講義4の内容について、問題演習を行う |
第11回 | 基礎数学講義5「ベクトルの外積」:電磁気学などで3次元問題を考える際に必ず必要になる外積の計算方法を学ぶ |
第12回 | 少人数演習5:基礎数学講義5の内容について、問題演習を行う |
第13回 | 基礎数学講義6「多変数関数」:物理学では、複数の変数を考慮しなければならない問題が多く、その扱いを学ぶ |
第14回 | 少人数演習6:基礎数学講義6の内容について、問題演習を行う |
第15回 | 平常試験およびその解説 |
その他
教科書 |
ガイダンス時に教科書を配布する
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参考書 |
教科書だけでは理解できない場合は教員に相談すること。各自で必要なら高校の教科書や参考書もよく復習すること。
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成績評価の方法 及び基準 |
演習の評価 30%、中間試験および期末試験 70% |
質問への対応 | 随時。わからない点はその場で、当日の担当者に直接聞くこと。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎7号館721B (内線897)船橋校舎 物理実験A棟(内線5349) takahashi.tsutomu @nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20
土曜 船橋 09:00 ~ 16:30
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学生への メッセージ |
毎回出席し、担当者との議論を通じて学ぶ。 教室の都合により授業の順序が変更になる場合がある。基礎数学講義と少人数演習の教室はそれぞれ異なるので、特に注意すること。 CSTポータルや掲示板で連絡する場合もあるので注意すること。 |