2015年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 高エネルギー物理学 | ||
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設置学科 | 物理学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 二瓶 武史 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M12N |
クラス |
概要
学修到達目標 | 高エネルギー物理現象の理解に不可欠な素粒子標準模型の基礎的な概念と、粒子の散乱や崩壊の運動学を学習するほか、物質中での粒子のエネルギー損失も議論する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で行う。 |
履修条件 | 量子力学I・II、および相対論を履修した学生を主な対象とする。隔年開講科目。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 1.素粒子の標準模型 クォークとレプトン |
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第2回 | 4つの相互作用 |
第3回 | ファインマン図、自然単位系 |
第4回 | 2.運動学と断面積 |
第5回 | ラザフォード散乱、散乱断面積 |
第6回 | 相対論的運動学 |
第7回 | 〃 |
第8回 | 粒子の崩壊 |
第9回 | 〃 |
第10回 | 3.物質中でのエネルギー損失 荷電粒子と物質の相互作用 |
第11回 | 〃 |
第12回 | 光子と物質の相互作用 |
第13回 | 〃 |
第14回 | 4.高エネルギー実験 |
第15回 | 平常試験 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
A. Das and T. Ferbel (末包・白井・湯田 訳) 『素粒子・原子核物理学の基礎』 共立出版
原康夫・稲見武夫・青木健一郎 『素粒子物理学』 朝倉書店
C. グルーペン (小早川 訳) 『宇宙素粒子物理学』 シュプリンガー・ジャパン
E. フェルミ (小林・高木・新藤・金野 訳) 『原子核物理学』 吉岡書店
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(ノート等の持ち込みは不可)とレポートによって評価する。配分は、試験が77%、レポートが23%。平常試験を予定しているが、講義室の空き状況により、定期試験への変更の可能性がある。 |
質問への対応 | 授業終了後に受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎4号館2階420D室、内線412 E-mail: nihei@phys.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 14:00 ~ 15:00
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学生への メッセージ |
講義を聞いたりノートを取ったりするだけで満足せず、自力での問題演習を心掛けて下さい。 |