2015年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 力学Ⅰ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 物理学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 糸井 千岳 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | M13A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 物理学の基礎であるニュートン力学について、微分・積分による記述を用いながら、主として一体問題の運動方程式とその解法を習得することを目指す。様々な振動や簡単な3次元空間中の運動などについて理解する。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で行う。 |
履修条件 | 微分・積分の基礎的な知識を必要とする。 |
授業計画
第1回 | 運動の記述 |
---|---|
第2回 | 時間の関数としての位置ベクトルと速度・加速度 |
第3回 | 運動の法則 |
第4回 | 等速度運動と等加速度運動 |
第5回 | 空気抵抗のある場合の落体 |
第6回 | 慣性系の座標変換 |
第7回 | 加速系と慣性力 |
第8回 | 運動量保存則 |
第9回 | 力学的仕事 |
第10回 | エネルギー保存則 |
第11回 | 単振動 |
第12回 | エネルギー保存と単振り子の解 |
第13回 | 減衰振動 |
第14回 | 強制振動 |
第15回 | 平常試験および解説 |
その他
教科書 | |
---|---|
参考書 |
井口英雄、佐甲徳栄、相馬亘、中原明生 『力学』 東京図書 2012年 第1版
ハリディー、レスニック、ウォーカー 『力学』 物理学の基礎1 培風館 2002年 第1版
青木健一郎 『力学』 コア・テキスト サイエンス社 2011年 第1版
ランダウ、リフシッツ 『力学』 ランダウ、リフシッツ理論物理学教程 東京図書
|
成績評価の方法 及び基準 |
試験(ノート等の持ち込みは不可)とレポートによって評価する。配分は、定期試験が80%、レポートが20%。 平常試験を予定しているが、講義室の空き状況により定期試験への変更の可能性がある。 |
質問への対応 | 講義終了後に受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎4号館2階420A室 E-mail: itoi.chigakuアットマークnihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:10 ~ 13:10
|
学生への メッセージ |
力学を理解することが物理学科での学習の第1歩です。講義を聞いたりノートを取ったりするだけで満足せず、自力での問題演習を心掛けて下さい。問題を解けることがまず第一ですが、概念として難しい部分についても常によく考えて理解を深める努力をしましょう。 |