2015年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | コンピュータリテラシ | ||
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設置学科 | 物理学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 鈴木 潔光 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | M14A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 物理学科のコンピュータリテラシは、主として‘表計算ソフト(Excel)および数式処理ソフト(Mathematica)を用いて物理現象を理解する’ ことを目的とした講義および実習を行う。表計算ソフトに慣れるような実習の後、。物理現象を表計算ソフトを用いて理解する講義では、特にグラフの意味を吟味することに主眼を置く。 またこの授業内で、スタディスキルズで扱った数学のMathematicaによる解説も行う。 |
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授業形態及び 授業方法 |
12号館地下のパソコンによる実習中心に進める。また、ウェブや携帯電話を利用した授業 支援も行う。 ホームページアドレス:http://ultra2.phys.cst.nihon-u.ac.jp/ あわせて、ウェブを利用したクイズとその解説も行い、理解を深める。 |
履修条件 | 選択 |
授業計画
第1回 | 講義概要 ① この講義と4年間学ぶ物理学との関連 ② コンピュータを利用した物理学・数学の概要 |
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第2回 | Ⅰ 表計算ソフトおよび数式処理ソフトの概要 ① 表計算ソフトとは何か?(実例) ② 数式処理ソフトとは何か?(実例) |
第3回 | Ⅱ ウインドウズの基礎 ① コンピュータ・アプリケーションの起動と停止 ② ファイルの保存 |
第4回 | Ⅲ 表計算ソフトの基礎(その1) ① 表計算ソフトによる合計・平均の計算 ② 表計算ソフトによる数列・漸化式 |
第5回 | 表計算ソフトの基礎(その2) ③ 絶対参照・相対参照 ④ 関数 ⑤ 関数 ⑥ 順位の計算 ⑦ 掛け算九×九表の作成 |
第6回 | Ⅳ 表計算ソフトの応用(その1) ① システムアドミニストレータ試験に見る表計算の役割 |
第7回 | 表計算ソフトの応用(その2) ② グラフィック処理 ・実験データのグラフ処理 ・関数のグラフ処理 ・グラフオプション |
第8回 | Ⅴ 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた物理現象の理解(その1) ① 表計算ソフトによる落下運動とグラフ ② Mathematicaによる落下運動とグラフ |
第9回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた物理現象の理解(その2) ① 表計算ソフトによる波動の式とグラフ ② Mathematica波動の式とグラフ |
第10回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた物理現象の理解(その3) ① 表計算ソフトによるうなりの式とグラフ ② Mathematicaによるうなりの式とグラフ(音声出力) |
第11回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた物理現象の理解(その4) ① 表計算ソフトによるカオス・フラクタルとグラフ ② Mathematicaによるカオス・フラクタルとグラフ |
第12回 | Ⅵ 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた数学の理解(その1) ① 表計算ソフトによる台形則を用いた積分の近似計算 ② Mathematicaによる台形則を用いた積分の近似計算 |
第13回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた数学の理解(その2) ① 表計算ソフトによるモンテカルロ法を用いた積分の近似計算 ② Mathematicaによるモンテカルロ法を用いた積分の近似計算 |
第14回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた数学の理解(その3) ① 表計算ソフトによる微分方程式の近似計算 ② Mathematicaによる微分方程式の計算 |
第15回 | 理解度確認テストおよびその解説 ① 表計算ソフトおよびMathematicaを利用したグラフ作成とその物理的意味に関する確認テスト ② ①の解説 |
その他
教科書 |
自作教科書をガイダンス時に配布
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参考書 |
各テーマごとに講義の中で紹介する
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成績評価の方法 及び基準 |
課題提出(2点×15回) 30点、理解度確認試験 70点 |
質問への対応 | 下記メールアドレスへ |
研究室又は 連絡先 |
火・水・木・金:駿河台校舎C110室(内線556) E-mail:ksuzuki@phys.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20 12号館1階1212室
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学生への メッセージ |