2015年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 物理実験学 | ||
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設置学科 | 物理学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 浅井 朋彦 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M31M |
クラス |
概要
学修到達目標 | 計測や実験機器に関する基礎的知識や実験データを取り扱う方法について学び,物理現象を定量的に把握できる力を養う。 |
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授業形態及び 授業方法 |
各回ともテーマに関連した物理現象や実験の実例を紹介し,それら数値的に取り扱う方法について解説する。また,小テストにより習熟度を確認する。 |
履修条件 | 物理数学に関する基礎知識を習得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 実験物理とは? |
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第2回 | レポートにおける誤差の取り扱い(誤差論入門) |
第3回 | 誤差とその伝播 |
第4回 | 誤差の分布と最確値 |
第5回 | 最小二乗法/実験式 |
第6回 | A/D変換 |
第7回 | 信号の伝送とアナログ回路 |
第8回 | ノイズと計測 |
第9回 | インピーダンスと伝送線路 |
第10回 | 真空技術 |
第11回 | 光の検出 |
第12回 | 磁場計測/温度計測 |
第13回 | 放射線と粒子の測定 |
第14回 | 実験と測定限界 |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
教科書は特に指定しません。
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参考書 |
John R. Taylor 『計測における誤差解析入門』 東京化学同人 2000年
高野良紀他 『専門課程 物理学実験』 裳華房 2012年
兵藤申一 『物理実験社のための13章』 物理工学実験1 東京大学出版会 1976年
鈴木秀次 『実験物理 上・下』 バークレー物理学コース 丸善 2011年 第復刻版版
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内に行なう小テスト(30%)および試験(70%)の結果によって評価する。平常試験を予定しているが,講義室の空き状況により正確な実施方法は未定であり,期末試験への変更の可能性がある。授業中にアナウンスするので注意すること。 |
質問への対応 | メールまたは居室にて随時対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎7号館721室C asai@phys.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 10:30 ~ 12:10
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学生への メッセージ |